久々に、食後に深い満足を覚えるマンゴーデザートに出会えた。(←相変わらず大げさ)
マンゴームースの部分も、杏仁豆腐の部分も上品ながらもしっかり存在感があり、一緒にいただいてもハーモニーが素晴らしい。
これが、まさかの(←失礼な言い方)銀座立立田野のスイーツなのだ。
原材料ラベルにも「洋菓子」とある。(笑)
毎度お馴染みの立田野のショーケースの上段にこれがあるのに気づいた。
いつも、時間がない中買いに行って豆かんまっしぐらなので眼中になかったのだ。
もっとも、訪れる時間帯が遅いことが多いので売り切れていたのかもしれない。
もちろん、豆かんも買い求めたのであるがなんだか目新しいものもいただきたくなり試しに購入。
お店のお姉さんに相談(優柔不断)したら、季節によってフルーツがいちごに変わったりするシリーズでお姉さんも大好物だそうだ。
豆かんよりも100円も高い(←庶民は気になる 笑)のだが、妥当な価格だと思えるお味。
デパ地下に並ぶ錚々たる洋菓子店にも、マンゴー&プルプル系のデザートは数多く並んでいるしそれらのほとんどは200円台~400円台。それを考えると和菓子屋さんの洋菓子なのに・・・と、普通は思いそうなのだが、これは素晴らしいのだ。
マンゴーそのものが美味しい濃厚なフルーツなので、マンゴーさえ使っておけばそんなにハズレは無い・・・はずなのだが、世の中には時々ホントーにひどいマンゴーデザートが存在するのだ。
10年以上もマンゴーデザートをあれこれ試しているので、ひどい目にも何度もあっているし、素晴らしいものにも何度か遭遇している。
で、立田野のマンゴー杏仁は個人的リストのトップ10入り確実だ。
因みにナンバーワンは、1998年秋に上海蟹目的で入った香港のレストランでいただいたマンゴープリン。
あんなに美味しい食べ物があったのかと、衝撃を受けるほどだった。
その後あらゆるマンゴープリンをいただいたが、あれはやはり特別だった。もっとも、14年も前の記憶なので怪しい部分もあるが美味しかったという記憶が強烈なのである。
食べ物にまつわる記憶が芋づる式に出てきてしまってまたしても脱線したが、久々に香港に美味しいものをいただきに出かけたくなってきた。困った食いしん坊である。。。