NHKの特集番組 向井理と行く戦国~大河ドラマ「江」の世界~ を録画しておきながら1カ月以上放置していたナマケモノnanako。ホントーに向井くんが大好きなのか???(笑)いや、これ以外の怒涛の向井くんご出演番組は全部ちゃんと見ているのできっと「江」絡みと言うのがストッパーになっていたに違いない。


この週末は使いものにならない情けない状態だったので、受動的にできることで普段やれないこととして、 録り溜めていた録画を見つつ身体を休めていた。(笑)

で、なかなか視聴する気になれなかったコレをやっと見た。


向井くん登場までずっと「江」の視聴をお休みしていた私としては、ダイジェスト版としてストーリーがわかったのでその点も役に立ったし、何しろ出だしから「ゲゲゲの女房」を持ち出すなど完璧に向井くん中心主義の編集でその点もgood。


でも、きっちり織り込まれる原作・脚本の田渕久美子大先生がなんだかうっとおしかった。(←オイオイ)

きっと、見ている今が梅雨時だから・・・きっと4月というのにノースリーブなのにもっさもっさのロングヘアがうっとおしかったのだろう。(←へんな言い訳)

そもそも、向井くんと増上寺で待ち合わせているときの大先生のモデルのポージングかと思うような不自然な立ち姿を崩さないままの挨拶がダメだった。(笑)


ナレーション「後半のドラマを執筆している田渕さんは、秀忠役の向井さんと語りたいと仕事場を抜け出てきてくれました。」

ふ~ん、抜け出てきてくれたんだ。

で、しょっぱなから向井くんたら・・・ソフトながらも見ようによっては毒たっぷりの質問。


「でもぉ、こうやって、作ってるときに話すなんてあんまりなくないですか?俳優さんと」

喰い気味に「ええ、無いですねぇ」と髪をかき上げるタブチセンセ。

「不思議ですねぇ」と向井くん。(笑)←フツー光栄ですとか言うんじゃないだろうか?(笑)


更に、気持ちの悪い上目使いで続けるタブチセンセ。

「私がいかに秀忠に期待しているか。」

「それは・・・やめましょうか。」と視線を外す向井くん。がんばれ~!と、思わず応援。

すかさず「キャハハハ」と楽しいのか気まずさを笑い飛ばしたいのか、タブチセンセの甲高い笑い声。

なんだかヘビににらまれたカエル状の向井くんがいかに脱却するのか?という視点のワタクシ。

「プレッシャーなので。」と向井くん。


その後も、ドラマのハイライト?を織り交ぜながらゆかりの地を向井くんが案内人と尋ね歩くところ、そしてセンセとの対談というパターンが続くのだが、最後の方の向井くんとセンセの対談がねぇ・・・。


「私にとって秀忠というのは、秀忠でありぃ、顔が見えるのは向井さんなんですよ。毎日向井さんを想い浮かべながら書いている・・・」といったことをじっとりした視線と共に向井くんに訴えるタブチセンセ。


「まぁ、とにかく楽しんで演じて行くことが一番なので、あんまり型にハマらず・・・」と、若干困惑気味にまとめる向井くんに喰い気味にタブチセンセ。


「大河って魔物が住んでいるなとか、大河の神様がいるなって思うんですけど

秀忠をおやりになる向井さんには、ホームドラマとか(「ハハっ」という向井くんが困ったときの笑い声アリ)恋愛モノ・・・現代のをやるようなお気持ちで、でも過去に生きた方々の尊敬の念を忘れないで、でもすごく軽々とやっていただきたい・・・」


だそうです。(笑)「江」の感想でも書いているが、やっすいコントを見ているような気がしたのは気のせいではなくて脚本家が狙っていたのかぁと納得。

向井くん、花粉症が辛そうなのがバレバレ状態ながらも頑張っていたのにこんな感想でごめんなさい。


録り溜め録画視聴週末には「JIN~仁~」の8・9・10回も見たのだが、歴史物ってことでつい比べてしまう。

JINの方が圧倒的に面白い。

タブチセンセの目指すヒューマンドラマとしても完成度がまるで違う。

JINには本当に心動かされるものがある。

ま、これは私の感覚だからタブチセンセやNHKのマジョリティとは目指す方向が違うのだろうけれど、この琴線への触れかたの圧倒的な違いはどこから来るのだろう?

まじめに考えるまでも無いけど、この『向井理と行く戦国~大河ドラマ「江」の世界~』を見てつくづく思い知らされた気がする。(笑)