3月19日夜の東京消防庁の会見を見た。
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2011032090070350.html (東京新聞)
カッコよすぎる。。。
震災の現実や原発への対応に対するいら立ちに加えて、一連の行政(もちろん原子力安全保安院がメイン)や東京電力のわけのわからない記者会見 を見せられたりしてこんな組織がこの危機のカギを握っているのか・・・という2重の絶望を感じていた。
しかし、そんな中での東京消防庁の活躍とそのタイムリーな記者会見を見て希望の光を見たような気がした。
最近見たTV映像&音声で最も納得できるものだった。
危機管理がきちんと機能していて備えがあり、組織そしてその構成員の士気も高く、指揮管理体制も素晴らしいのが淡々とした会見ながらもしっかり伝わってきて、本当に勇気づけられる。
もちろん、その危険なミッションを達成したこと自体も凄いことだがそれをきちんと素早く国民に対して説明してくれることでどれだけの安心感と納得感を与えてくれたことだろうと思うとその凄さもひとしおだ。
3月11日当日の東京での50件以上にのぼる消火活動を終えた翌日から、この救援活動を想定して対策を練りシミュレーションも行っていたという。こんなに素晴らしい組織に守られているのかと今更ながらひしひしとありがたみを感じた。
会見の内容も、こちらが気になることやそれを裏付けるしっかりとしたデータや情報を過不足なく説明して下さるし、こんなに素晴らしい公務員の方々が変な政治の思惑に潰されることなく機能しているなんて涙が溢れそうなくらい感動した。
もちろん、東京消防庁だけでなく自衛隊をはじめとする様々な公務員の方々の対応、そして被災地の子供たちが自ら避難所での様々なお世話を始めていたりとと、ても全部は書ききれないがそれらの全てに対して本当に希望を与えられることに心からの感謝を捧げたい。
そんな時、ハゲタカ廃人序の口のnanakoの脳内は、あの音楽とこのセリフで満たされるのである。
http://www.youtube.com/watch?v=MKmbjEu7uuE&feature=related
「オレは、日本人の勤勉さや誠実さに誇りを持っている。このままで終わってたまるか。まだまだこの国は、捨てたもんじゃない。」 映画「ハゲタカ」より芝野先輩のセリフ