今、こうしてブログを書いていてもかなりの揺れを感じる。
3月11日以来、あちこちで頻発する地震なのか、それぞれの余震なのかもうわからないし、揺れに関してもかなり鈍感にならざるを得ない一方、得体の知れない気持ち悪さも付きまとう。
自分自身の実体験としての地震がある一方、映像で知る東北地方を中心とする惨状(言い表せる言葉が見つからない)も認識し感情が揺り動かされる。
こんな時、少しだけでも俯瞰してみたりしているのだが、そのことについてご紹介したい。
JMM [Japan Mail Media] http://ryumurakami.jmm.co.jp/ という作家の村上龍氏が発行しているメールマガジンを創刊当時から読んでいる。
海外から見たニッポンの定期的なレポートや、金融問題を中心とする国内の専門家の意見など大変興味深い内容で楽しみにしているメルマガである。
中でも、冷泉彰彦氏(米国ニュージャージー州在住)による『from 911/USAレポート』は一番のお気に入りだ。
今日、その第503回 「東日本大震災を見つめるアメリカ(その3)」が届いた。
海外メディアでの今回の日本人の震災への対応の称賛については、日本のニュース番組でも紹介されているため今更かもしれないが、やはり冷泉氏のフィルターを通してピックアップされたレポートは私にとっては非常に興味深い。
↓第503回 「東日本大震災を見つめるアメリカ(その3)」より抜粋
「CNNは人気キャスターのアンダーソン・クーパー、医療評論家で全米で最も有名
な脳外科医であるサンディ・グプタ、そして社会派の記者ソリダート・オブライエン
が主として宮城県から福島県を精力的に取材しています。クーパーも「大地震、大津
波、原発事故と三重の大災害に見舞われながら、これだけ礼節が保たれ平静だという
のは驚嘆するしかないです」と述べ、特に「非常用給水に長蛇の列を作っていた人達
が途中で水が無くなってしまって、今回はダメだとなった時にももらえなかった人が
誰も叫んだり暴れたりしなかった」シーンは衝撃だったと言っていました。」
ご興味をもたれた方のためにURLをご紹介しておく。http://ryumurakami.jmm.co.jp/dynamic/report/report3_2318.html
(メルマガの内容が上記WebサイトにUPされるまでは多少のタイムラグがあります)