銀座でお昼をいただくことになったので、以前から気になっていた「銀座 そば流石」を予約してランチセットをいただいた。

ランチタイムだけのメニューは3種類あったが、時間もあまりなかったのとそこまで食欲もなかったので、一番品数の少ない、1800円のセットにした。


運ばれてきたお茶は、一瞬お白湯かと思ったが連れの湯飲み茶わんが白っぽかったので、かろうじて色が付いていることが分かった。いただいてみると香りがほのかなそば茶だった。

湯飲み茶碗もなかなか素敵だ。青山や自由が丘の雑貨店や陶器のお店においてありそうな感じだ。


最初の小鉢は、ほうれん草の白和え。量は少しだが、いいお味なのでとても満足できる。

続いて、色々な野菜とおそらくニシンの炊いたもの。一つ一つがいいお味で思わずお酒がほしくなる。(笑)

この2品がビジュアル的にも素敵だったので、許可をいただいて写真を撮ったのだが間違えて消してしまったらしい。間抜けだ。


そして、メインのざる蕎麦。かけ蕎麦も選べたが、やはり蕎麦を味わうには、まずざるだ。


nanakoのブログ

茨木産のお蕎麦だそうだ。

蕎麦つゆは、東京の老舗などのスタンダードな濃いタイプのものとは違い、関西のように薄い。 

麺も普通良く見かけるものよりもかなり細い。

細いだと、蕎麦つゆが絡み過ぎて蕎麦自体の味がわかりにくくなりそうだが、薄味のつゆなのでちょうどよい。

と、私が解説するまでもなくその辺のバランスを考え抜いての構成であることは明白だ。

端正な、真っ当な蕎麦でもちろん美味しいと言える部類なのだが、蕎麦の香りや歯ごたえも楽しみたい私にはちょっとだけ物足りなかった。そんなこと言うと、蕎麦の歯ごたえ???とか言う声が聞こえそうだが。(笑)


実は、蕎麦よりも蕎麦湯の美味しさの方が印象的だった。う~ん、私の感受性の問題だろう。。。

↓上の急須に蕎麦湯が入っている。この器もいい感じだった。
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↑蕎麦のと豆乳のムースだったような。。。とっても美味しかった。


これだけのコースで、1時間近くかかった。コンサート前だったのだが、まさか蕎麦やでこんなに時間がかかるとは思っておらず、急ぐ時にこのお店は向いていないと感じた。

他の方も、サクっと食べて出て行く・・・と言う感じではなく、ゆったりと色々楽しんでいらっしゃる様子。

今度はゆっくりお邪魔したいと思った。

銀座 そば流石 (食べログ⇒http://r.tabelog.com/tokyo/A1302/A130202/13002488/

TEL 03-3567-0012

東京都中央区銀座1-19-12 理研ビル B1F
地下鉄銀座線京橋駅 徒歩5分

営業時間 火~土 11:30~14:00 17:30~02:00
日・祝 12:00~15:00 17:00~22:00
ランチ営業、夜10時以降入店可、夜12時以降入店可、日曜営業
定休日 月