国際ドラマフェスティバルinTOKYO という、「催し物」で龍馬伝関連は岩崎弥太郎の中の人=香川照之さんの助演男優賞ほかあわせて3つの賞をいただいたらしいので、ちっくと調べてみたが、実は私にとっては初耳の「催し物」。それは、普段ドラマにあまり興味がないので見ていないせいだろうけど。(笑)
http://www.nab.or.jp/drafes/award/index.html
初耳なので、開催概要を見てみた。
[開催日]2010年10月25日(月)~28日(木)
[会 場]明治記念館(式典、交流パーティー等)
千代田放送会館(上映会、シンポジウム等)
六本木ヒルズ(放送コンテンツ・マーケット)
[主 催]国際ドラマフェスティバル in TOKYO 実行委員会
[構成団体]日本民間放送連盟、TBSテレビ、日本テレビ放送網、テレビ朝日、フジテレビジョン、テレビ東京、WOWOW、日本放送協会、スカパーJSAT、日本映画製作者連盟、松竹、東宝、東映、角川映画、日本音楽事業者協会、実演家著作隣接権センター、全日本テレビ番組製作社連盟、映像産業振興機構、日本映画テレビプロデューサー協会
[協 賛]電通、博報堂DYメディアパートナーズ
[共 催]総務省 経済産業省
[連携企画]TIFFCOM
いろんな意味でふ~んと思える構成。各団体のそれぞれの思惑がはっきり見えるようだ。(笑)
普段、龍馬伝のことは散々書かせていただいているので省略するが、この賞は一般投票も受け付けて「参考」にしていたらしいだけのことはあるな、と思った。
龍馬伝関連の受賞状況 ↓ を見れば一目瞭然???
▽特別賞=「龍馬伝」撮影チーム(NHK)、芦田愛菜「Mother」(日本テレビ)
▽脚本賞=坂元裕二「Mother」
▽プロデュース賞=石丸彰彦「JIN-仁-」
▽演出賞=「火の魚」(NHK)
▽助演女優賞=尾野真千子「火の魚」「Mother」
▽助演男優賞=香川照之「龍馬伝」
▽主演女優賞=松雪泰子「Mother」
▽主演男優賞=大沢たかお「JIN-仁-」
▽作品賞・ローカルドラマ賞=「母(かか)さんへ」(NHK福岡放送局)、「ミエルヒ」(北海道テレビ放送)
▽作品賞・単発ドラマ優秀賞=「遠回りの雨」(日本テレビ)、「シューシャインボーイ」(テレビ東京)
▽作品賞単発ドラマグランプリ=「わが家の歴史」(フジテレビ)
▽作品賞・連続ドラマ優秀賞=「Mother」、「同窓会~ラブアゲイン症候群」(テレビ朝日)、「任侠ヘルパー」(フジテレビ)、「龍馬伝」
▽作品賞連続ドラマグランプリ=「JIN-仁-」▽アジア賞=「JIN-仁-」
あまりドラマを見ない私だが、龍馬伝以外でも、「仁」や「火の魚」はしっかり見たが納得。
「火の魚」って尾野真千子さんが主演じゃなかったの?と思ったが、原田芳雄さんだと思うのが普通なのだろうか?演出賞もとっているが、瀬戸内の島がきちんと生かされた物語だったし、金魚を殺始末!するところなんてこちらの気持ちにぐいぐい入ってくるような演出だったなぁ。。。
話題になった「Mother」は1度だけたまたま見たのが、尾野真千子演じるシングルマザーが日常的に娘を虐待するに至った経緯を描いた回だったのだ。う~ん、なんか目をそむけたくなるくらいリアルで、うすら寒い気持ちになった。つまり、ドラマなんだし・・・とか全く思えずにドキュメンタリー並みのいや、さらにある意味洗練されたドキュメンタリー=レベルの高いドラマを見せられている気持ちになったのを覚えている。
あと、見たことがあるのは「わが家の歴史」くらいだが、これは、ま、こんなのもアリかな?って感じだった。
こんな風に反射神経で書いてしまう記事もある一方、「龍馬伝」のセミナーのレポートなどはなかなか筆が進まない。。。詳しく書いてもわかりにくいし、上手く省略するほどの腕もなく・・・。
セミナーで、改めて龍馬伝の大友組(撮影チームも含む)はすごいな~と思ったのだが、こうしてよく知らない(私が知らないだけでしょ~が)賞が授与されているのを見ると、ここまで1回も欠かさず視聴してきた者としてはうれしいものである。