私にお給料をくれているカイシャでは、今月某日青天の霹靂とも言える出来事があり、

何か全く違う方面で集中しないと気持ちの切り替えができそうにない状況なのだ。

で、龍馬伝 第36回寺田屋騒動を見ようと思ったのだが、やっぱりとてもそんな気分にもなれそうにない。


まさに、ハゲタカの世界を地で行く出来事がおこったのだ。


バイアウト、ハゲタカファンド、背任罪、株主総会、特別決議、会社分割、持ち株比率、時価総額、ストックオプション、議決権等々その衝撃の事実を知った後の30分くらいの間で社員達の間で飛び交った単語のすごいこと。。。

私も持てる知識を総動員したり、会社法をめくったりで頭はフル回転。

これって株主代表訴訟の要件満たしてるんじゃない?

とか、いろんな疑問が駆け巡る。

実は、カイシャ創立時の従業員数名で投資事業組合=ファンドを組んでいて私はその監事なのである。。。


「札束で人の顔をひっぱたくようなことをしてくれて!」とお角違い(というか、全くの勘違い)なことをいうおぢさんもいたが、若手が「いや、まだ札束でひっぱたいてくれるなら喜んでひっぱたかれる」と発言。(笑)

ま、若手の言い分もひどいが彼の方が分がある。(笑)

「世の中は金だ」って鷲津も言ってることだし。


しかし、所詮一社員のレベルでできることなど殆どなく、状況を整理して他の社員の質問に答えるくらい。。。

「今までと何も変わらないと約束してもらっている」などと、社員の前で涼しい顔でいうCEOを見ていると、ブルーウォールパートナーズの提案を真に受けて「何も変わらない」と言っていたアカマの古谷社長を思いだしてしまった。

その持ち株比率ならあなたの首のすげ替えすらできるのに、なんておめでたい。。。

それを真に受けているおぢさんやお嬢さんたちもおめでたい。

ま、これから具体的な手続きに入るのだろうが何がどうなってもその状況でベストチョイスできるように、しっかり情報をキャッチして風向きを読んで歩いて行くしかないということだ。


色々と忙しくなりそうだが、ハゲタカ廃人的に俯瞰して楽しんじゃお♪(←一番おめでたいヒト)