昨日の記事にも書いたが、今日6月30日は「夏越の祓」(なごしのはらい)の神事にちなんで京都の人が和菓子の「みなづき」を食べるならわしがあるそうだ。
私は京都に住んだのはたったの1年だったのだが、その頃は全くそんなことも知らなかった。
今も、食にかかわる部分でしか理解していないのがなんとも私らしい。(苦笑)
ってことで、こちらによくコメントを下さるみなみさんのこちらの記事 に水無月にまつわるお話がきちんと書いてあったのでご興味がお有りの方はぜひ。(ご本人のお許しを得てリンクを貼っています)
とらやの水無月(白・黒)と仙太郎の水無月を食べ比べてみた。
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わかりにくいけど左が白で奥が黒
大きさは仙太郎の2/3で、お値段は1個240円(税別)
とらやさんのファンの方はここからはお読みにならないことをお勧めします。
まずは、白水無月 原材料:砂糖、小麦粉、小豆、新粉←個別のケースの裏のシールより
驚くほど、仙太郎とは違う。
上のあずきも、仙太郎のような大粒の味わい深いものではなく小粒であまり豆の香りも無い。
下の外郎は、小麦粉の塊のよう。もちっとかいう感触は、はなから求めずに作られた感じすらする。
いや、きっとそうなのだろう。
水無月(黒い方) 原材料:小麦粉、白下糖、中双糖、砂糖、小豆
この表記、黒い方が正当な水無月なのだろうか?
原材料も全く違うのが驚きだ。
使用料の多い材料から並んでいるので、配合も白水無月とは別物らしい。
白のほうよりも、外郎の部分が硬くて若干の弾力がある。
しかし、むっちりとかもっちりといった感じではなくて、もろもろとした感じで、すごく悪く言うとプラスチック系(苦笑)
黒砂糖のような香りもほんのり。
正直、私の好みではなかったので小さかったにもかかわらず最後の方は殆ど義務感でいただい感じ。(笑)
口の中には小麦粉製品だと思い知るような食感と風味がのべ~っと広がっていた。
もしもらえるとしても辞退すると思う。。。
ということで、大きさ、お値段は客観的にも仙太郎に軍配が。
お味も個人的には圧倒的に仙太郎に(笑)
仙太郎の水無月についての感想はこちらから⇒仙太郎の水無月