先日、友人Nちゃんに ドラマ ハゲタカのDVDを貸した。(正確に言うと借りてもらったか?)
もちろん、映画 ハゲタカのBDを入手したからだ。これでNちゃんもやっと私のケータイ待ち受けの鷲津じゃなくて動く鷲津が見られる
Nちゃんとは、若いころから美味しいもの&美しいもの(芸術全般)三昧をご一緒させてもらっており、お互い嗜好が似ているのだが、ハゲタカに関してはただただびっくりされているのみだ。
会うたびに、無理やり鷲津の話につなげる私に「すっかり大森南朋にハマってるじゃないですかぁ」などと言い、鷲津≠大森南朋だということが理解してもらえない。
で、またしてもそんな会話から「龍馬伝」を見ているか確認するも大河ドラマは毎年見ているという。
「どう?」
「なんか、画面の感じとか全然違いますよね」
「そうなのよ、ハゲタカの大友監督が演出だし、カメラとか撮り方が全然違うのよ」
と、延々説明する私。
「でも、普通の大河好きな人にはちょっと受け入れられないかもしれませんね」
「そこは、確かにちょっと心配してるのよ」
「なんの心配ですかぁ(笑)」
「じゃあ、誰がかっこいいと思う?」
「そりゃあ、福山雅治でしょう」
「え~、半平太はどお?」
「随分、髪薄いんですねぇ」
・・・なんて訳のわからない感想なんだ!
「あ~、あれはしょうがないのよ。普通の時代劇と違ってカツラとか衣装が自然でしょ?あれって、骨格とかをちゃんと計測して、自然な位置や形にしているからね」と、少し自慢する私。
「で、かっこいいとか思わないの?」
「たけいちさんですよねぇ」
「あれは、武市と書いて たけち と読むの。みんな たけちさん って言ってるでしょ」
「あだ名なのかと・・・、でも鷲津じゃないのにすごい熱の入れようじゃないですか!やっぱり大森南朋なんですよね?」
「大森南朋じゃなくて、鷲津が一番で、半平太も大好きなのよ」
そこから、大友さんの演出やメタファーについて熱く語る私。
BGMについて語るも、一般人のNちゃんには本当にBGMとしてしか認識できていないとのこと。
「それはそれで正しいからいいのよ」と言いつつも、自分が普通にドラマを見ることができなくなっていることをNちゃんから改めて指摘されるとなんだか少し反省モードになる。
ごめんねNちゃん。。。わけのわからない話になって。
「それにしても、福山の筋肉すごかったですね。貫なんとかしほりさん・・・」
すかさず「貫地谷しほり、お佐那さまね」とフォロー。
「そのしほりさんが、筋肉フェチらしいけど褒めてたらしいですからね」
「どうかと思うけど、どうもそのお陰で第4回で視聴率が盛り返したから仕方ないわね」
「なんか、すっかり龍馬伝にシフトしてるじゃないですか」
「違うわよ、龍馬伝の視聴率がよければNHK内での大友さんの立場がよくなって、ハゲタカ2に繋がるからよ」
「すごいですねぇ、何でもハゲタカなんですね・・・」