ドラマハゲタカをDVDで見ていて思ったこと。
(しぶとく3・4話をお楽しみにとっていて未見なので例外があったら失礼)
鷲津は料亭でいつも下座。
ゴールデンパラシュートの現金見せとか、お招きした場合は当然だが、
ホワイトナイトをお願いされる映画においても。
ニッポンのおじさんたちは、「ハゲタカ」を下に見ているってことなんだろうなぁ。
基本的に鷲津はとても礼儀正しい。
約90度のいかにもニッポンの銀行仕込みらしいお辞儀もとっても素敵。
リハビリが終わって、飯島さんに会ったときのお辞儀なんてほんとホレボレ
(全財産・・・知りたい・・・・を渡すところです)
目上の方には敬語。
もちろん、中延さんたちにも。
芝野には、さんだったり先輩だったりを使い分けてる。
一方芝野はいつも「鷲津!」と呼び捨て。
鷲津が「鷲津でいいですよ。」って言ったからだろうけれど。。。
アランは、三葉銀行に乗り込んだとき携帯電話で「中延さん、コピー入れて」と命令口調。
time is money とはいっても、ください をつけるくらいしてもいいんじゃない?
劉一華も基本的には、言葉遣いが乱暴だ。
NY時代の鷲津を語るときは、シグネチャーでも駐車場でも「鷲津さん」。
でも現在形だと、「アンタ」だの「鷲津!」呼ばわり。
失敗した(と、劉が決めつけてる)鷲津が許せないんだな~って。
憧れ焦がれた失敗前の「鷲津さん」を今でも激しく慕っているから
劉から見えている今のダメな鷲津が余計に憎い・・・のか。
でも、やっぱり鷲津はすごかったと思い知った後の
最期の留守電でも「わしずぅ・・・」って言ってたからどうなんだろう。。。
心からの叫びでも呼び捨てだったのは。。。
と、とりとめもないことをぼんやり考え結論をださないまま思いめぐらせるのも
ハゲタカの楽しみ方のひとつなのであった。