引き続き

「エレンinNY～リベンジ編４～」をご賞味下され

ついに念願のリー監督とのご対面！

目の前に憧れのスパイクリー監督がいる

！！！！！！

o(≧∇≦)o

あああああー

感無量！！！

(T▽T)

（ところでみんな感無量という気持ちを味わったことある？

充足感や達成感ていうのはあるとおもうけど

“感無量”はそうそうねーべ

あたしは何度か味わったことがある）

そして試写会は始まった

はっきりいって英語だから全く何をいっているのか理解できなかった

でも理解できなくていいの

あたしはあの世界的に有名なリー監督の姿を垣間見えただけで幸せ

いよいよドキドキのサイン会が始まる

サインをしてもらおうと彼の著者を持った客が並び始めた長蛇の列だ

あたしは最後尾に並ぶ

とにかく道中に復唱した言葉

「プリーズリードディスレター」

をまたも復唱しながら自分の番を待つ

それにしてもみんな彼の著者を持っているのにあたしだけ持っていない

少し申し訳ない気持ちになったが

それでもいい！

あたしはこの手紙を渡すんだと強い信念を持って並ぶ

着々とあたしの番がちかずいてくる

手に持つ手紙を握りしめてあたしの胸は高鳴る

ドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキドキ

英語話せないから緊張もひとしおだぜ

緊張のあまり意味わからないカタコト英語を口走りそうになる

ついにあたしの番が来た！！！！

(≧ヘ≦)

あたしはリー監督の目の前に立つ

脈拍が一気に上昇

きっとあたしの顔は真っ赤になっていたに違いない

まずは握手をする

そしてリー監督に挨拶

あたしは彼の著者を差し出す代わりに自分の書いた手紙を差し出した

もちろんあのカタコト英語

「プリーズディスレターリード」

をいいながら

リー監督

表情がすこし戸惑っている・・

「な・なんなんだ・・？この女の子」

戸惑いながらもあたしの手紙を

「サンキュー」

といって受け取ってくれた

あたしは緊張しまくっていたのでとりあえず任務遂行したらリー監督の目の前からそそくさと退散

ε=ε=┏( ・_・)┛

きっとあたしが去った後リー監督は口を開けて

ポカーンとしていたに違いない

でも無事に手紙を渡せた

またしてもあたしの気持ちは感無量。

p(T▽Tq)

それから毎日のようにリー監督からの連絡を待った

が待てどもリー監督からのお返事来ず・・。

そしてリー監督は冷たいと半ば逆キレするあたいだった

そんなある日

部屋の電話が鳴る

あたしは電話に出た。

外人の女性からだ

あたしはとっさに「リー監督のオフィスに勤めている女性」

と思った！

だって誰一人あたしの連絡先を知っている者はいない初電話だ

でも全く何をいっているかわからなかった

電話だとなおさらわからねー英語

ただ一つだけヒヤリングできた言葉は「dance」

いやそう聞こえただけか・・？

それ以外は全く何をいってるのか理解できずあたしもパニクって返答しようもなく女性は諦めた様子で電話は切れた・・

電話切れた後

一体この電話は誰だったのか？

あたし的にはリーオフィスからの連絡だといまだに思っているがもしかして素敵な勘違い？

結局それっきり音沙汰なし

真相はいまだにわからず・・