同窓会 | -匿名係長補佐/只の一人ぼっち-

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太田光さんよろしく
それ奈良美智!(←それなら良しとも!と読む)というギャグを流行らせようとしたけど、チャットの皆には嫌われてたので誰も使ってくれなかった男の...苦悩と葛藤と少しだけ優しさの日々


夏だというのにやめてくれ 虫歯だというのにやめてくれ 
そんな呟きにゃ耳を貸さず
寂しさ以外の感情を 閉じ込めて鍵かけた僕の脳みそ
使えやしないのに 駆り出されちゃないのに 
やたらと振り返るその皺が 今日は随分と遡ってる

画素数で言うならトイカメラ 容量で言うとギガバイト未満
大した数の記憶など 焼き付けられてないじゃないか 
ブツブツブツとこぼしながら 気付けばアルバムを引きずり出してた

思い出というやつは 僕にゃ厳しい
同じ思いへやさしく説かれて ロマンティックに興じる者の
序盤にも満たない1095日が たったそれだけなのにきつく締め付ける
探し当て訪れて浸りゆく その方が全てを許せたりするのに
刻々と進みゆくその中で ノスタルジィを垣間見るこの残酷さよ

やっぱり気まぐれは余計だった 大人しくキメて寝てりゃよかった
触れる遊びに 懐かしむ遊び 思う遊びも飽きてくりゃ 気になりはじめるの一つだから
いつもは直ぐに立ち消える その寂しさは増すばかり 
それはなんてスローターハウスファイヴ 吹っ飛んで検索を走らせてた