白い日々 | -匿名係長補佐/只の一人ぼっち-

-匿名係長補佐/只の一人ぼっち-

太田光さんよろしく
それ奈良美智!(←それなら良しとも!と読む)というギャグを流行らせようとしたけど、チャットの皆には嫌われてたので誰も使ってくれなかった男の...苦悩と葛藤と少しだけ優しさの日々

かかるだけの中身を支払って 掛かり付けの病院へ会いに行く
院内というのに引きずりながらね 他人から見たらをなし付けてやろうか
やんわりと接したい ゆっくりと話したい 事実は自身こそ施されたい
切なさだけ駆け足で立ち去って欲しいのに 留まり血流を鈍くさせてる
此処で何をしてるんだろう
足踏みしてる子供達の様に 抑揚は寒さに押し切られる 脈拍はそれの反対さ


午後に預かりし騒がしき風の音 流れているのに掻き分けてくる
紅葉を忘れたり揺らしたりなので 選び直しても込み入ってくる
渡して追いやってくれないか 
町には不向きな流線型 加減知らずなネオンの頃には
お願いだおさまってくれないか


息苦しくなりながらも済ませて帰れば 返された選択を洗い濯ぐ
千載一遇の時はその日も捕まえられなんだ あぁ、回る泡の中溺れてしまおうか
しなきゃの二乗をしならせながら 成らせるものなら土をならしたい 鍛えたい 
ほほ寄せ合える者など見つからないだろうから あの娘舐めずり回したい 
此処で誰を探してるんだろう
頼りなく貼られたネームに戻れど 着信は相手達の欲望で決められる それはSFさ

癒されていたいと思っちゃ駄目なのか 熨斗付けられるのかこの七日間

群れはこの町のサインよりたくさん 無機質な所もどことなく似てる
隠して溢れるのが違うだけ
箱には箱庭が組まれてる 無責任なサブタレニアン
匿われるだけじゃ得られないのに


冬の優しさはかき混ぜないでくれ それに速度を求めないでくれ
白く吹き付けられるいつもの通りを ある日は微笑んで歩きたいのさ
例えそこの言葉うざったらしくても 流されながらも待っているのさ
明けども明けども満たされなくても 探りながらも息する様に
何かを誰かを待ってみてるのさ