今朝も朝から、起きてはめまい、寝ると心停止っぽい感じでキモチワルイ。


さっきやっと起き上がったけど、起きてしばらくすれば収まるのね。


昨日の寝る直前なんだけど、ちょっと本読んでたら、マジでしんどくなってきて、起き上がったらブラックアウト寸前で息ができないから、とにかくパニック。


もうね、最近また人生おりたいなって頻繁に思うようになって来てるから、きっと状態悪いんだね。


だから別に逝くなら逝くでいいんだけど、苦しいのは嫌だね。


寝て起きなけれはいいだけの話。


でも、必ず目はさめるんだよね。


そんで、寝れないし布団でもぞもぞしてると、過去の後悔が走馬灯のようにぐるぐるするの。


耐え切れないね。


未来は考えることはできるんだけど、感じることはできないんだよね。


理屈ではわかってるんだけど、自動思考っていうの、ろくなこと考えないからますます滅入る。


今日はなんか春の嵐だし、春の嵐、おお。


春の嵐―ゲルトルート (新潮文庫)/ヘッセ
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ヘッセに行き着いたよ。


これ、大学生のときに、3年生だったんだけど、いろいろあってめちゃくちゃ孤独な時期があって、そんときにヘッセまとめて読んだんだけど、ヘッセの中でも一番好きなんです。


これね、ちょっと荒筋怪しいんだけど、主人公はゲルトルートって女の人が好きなんだけど、作曲家でね、足に障害があるの。で、性格も内向的でね。ゲルトルートは高名なオペラ歌手と結婚するんだけど、そのオペラ歌手はエネルギーの塊みたいな人で、主人公とは性格全然違うんだけど友人なのね。で、オペラ歌手はいろいろあって自ら命を絶つのです(ごめんなんか簡単にして)。でね、主人公はオペラ歌手の死後もゲルトルートを支えるんだけど、決して結ばれはしないのね。傍観してるっていうか、ただ見てるだけなのです。だから、全然ハッピーじゃないんだけど、なんかね、ただ傍観するだけの愛だよ。孤独の極みだね。なんか好きでね。


まあ、ヘッセ読んでたころも、ほんと友達すべて失って、まあほんとの友達じゃなかったんだろうけど孤独でね、でも、まだ20才くらいだからやり直しはいくらでもできたから、うつうつとはしてなかったね。孤独を楽しんでたというか。


5年位前に読み返したけど、やっぱり学生時代に読んだ感動はなかったね。


ちなみに、知ってるだけでヘッセほとんど読んだ人で2人はこれが一番好きだって言ってるね。


まあ、こんなこと書いてるとまた昔を思い出してブルーになるね。


2人のうちのひとりは、そのめちゃくちゃ孤独な時期に終焉を告げてくれた友達なんだけどね、ちょっとしたことで行き違いになって今では全く付き合いがないね。


ものすごく世界を広げてくれたひとだったんだけどね。3才くらい年上だったんだけどなぜか学年は下でね。音楽と演劇やってて、なんでか知らないけどワタシのことえらく気に入ってくれたみたいで、毎日朝から晩までビール飲んで話しばっかりしてたね。


ほんと、授業中もビール飲んで話してたからね。


あの頃1日平均3リットルくらいビール飲んでたと思う。


とかね、思い出すと、今会えばまた大事な友人になるんだろうけど、彼の生き方からして、まず普通の生き方はしてないと思う、もう居ないかもね。


まあ、そんなだから気が向いたら春の嵐読んでね。