繰り返しになって申し訳ないのですが、ワタシは仕事だけが原因ででうつ病になったわけではありません。


嫁の母(他界してます)の骨折から車椅子生活。


それに伴い、介護のための急な転居。


下の娘の誕生。


嫁の母との気まずい同居生活。


嫁が介護に時間を取られるため、育児の負担がどっと来たこと。


嫁の母の他界。


溺愛していた長男の異常行動。


連日の学校からの電話。


学校に怒鳴り込んだこともあります。


そして、会社の最重要課題のプロジェクトの激務。


長男の発達障害(高機能広汎性発達障害)の診断。


長男が学校であっていたいじめ。


長男の登校拒否。


こんな経過の中で、心身共に体調を崩したのです。


その後は完全にネグレクト状態。


子供のことは嫁に任せきり。


うつ状態がひどくて寝たきりか、復職してハードワークしてるか。


そんな中で、失った子供たちからの信頼。


長男は、生まれてから5才まで小さな保育所で過ごしました。


そこでは、園長先生はじめ先生方がが我が子のように可愛がってくれて育ちました。


彼にとって、もっとも幸福な時期だったと思います。


ワタシも、当時喘息がひどく、病弱だった長男を溺愛し、その頃はどちらかというと嫁の仕事が多忙だったこともあり、私にほんとになついていました。


転居し、人数の多い幼稚園にかわって、長男の様相は一変しました。


とにかく毎日辛そうにしていました。


深夜に、突然「幼稚園にもう行きたくない」と泣き出したりもしました。


小1では学童でいじめに会いました。


ワタシは学童へ怒鳴り込みに行きました。


思えば、学童の先生や、我が家の主治医や、障害者施設で働いていた姉は、散々カウンセリングを受けるべきだとアドバイスしてくれていました。


しかし、ワタシは長男をほんとに溺愛していたあまり、全くそれに耳を傾けませんでした。


結果、私自身が潰れてのうつ病発症。


下の娘は、物心ついてから、ワタシはうつ状態で寝てるか、働いて外にいて会えないかで、完全にママっ子になってしまいました。


長男も、同じように、ワタシから離れていきました。


そして今、そのツケがきてます。


いまは、長男の話しもよく聞き、下の娘とじゃれ合いながら、楽しいこと、辛いこと、毎日話してます。


長男は、うつ状態と診断されました。


療育センターの医師は、「もっと早く連れてきて欲しかった」と言いました。


下の娘は、嫁が働き始めてから情緒不安定気味で、前期は皆勤だったのに、学校に行きたくないと言います。


嫁が帰ってくると赤ちゃん帰りします。


でも、下の娘と今日じゃれ合いながら、話をしました。


結局、学校は楽しいけど一緒に登校している子と気が合わないとのことで、嫁に相談して、幼稚園時代から仲のよい1学年上の子と一緒に登校することにしました。


まあ、毎日そんな感じで過ごしてます。


長男が、薬の力を借りてですが、かなり落ち着いているのを見て、日に日に気が楽になっています。


長男から私に話しかけてくれる回数がすごく増えました。


いろんな相談もしてくれます。


下の娘とはほんとに毎日じゃれ合ってコミュニケーション取るようにしてます。


子供たちからの信頼はまだまだですが、少しずつ得ているような気がします。


まだまだ道のりは遠いですけどね。