ササノハライフ

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To tell the truth

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映画を見るかどうかの判断の付け方が、昔と今とでは変わってしまいました。

最近公開された、「世界から猫が消えたなら」。

新人アーティストのHARUHIさんが歌う主題歌「ひずみ」に惚れて、見る気満々だったんです。



公開前までは。


でも、いざ公開されたら、上映館と時間のチェックと合わせて、ネットでの評価も見てしまったんです。

そしたら、あまり評価が高くなくて。


公開前までは9対1くらいで「見たい」と思っていた映画だったのに、誰かがつけた評価やレビューを見たら、2対8くらいで「見なくてもいいか」と気持ちが傾いてしまったのです。


こういう場合、ネットが普及する前までは、あくまで宣伝や自分の勘、そして周りの知人友人たちのわずかな口コミを頼りにしていた気がします。

そうして観に行った作品は、気に入れば何度も見に行くし、つまらなければつまらないなりに憤慨し、どこが気に入らなかったのか、思っていたのと違ったか、を自分のなかで反芻していた気もします。

ネットにはいろんな人が書いたいろんな感想があふれていて、それを読んで未知の面白い作品に出会うこともある。
だけど、自分の考えが固まる前にその考えに知らず知らずのうちに沿ってしまうことがあるとしたら、自制しなくてはいけないな、と思いました。


例えば、あの映画はどうだったかな、と昔すきだった作品のレビューを、今ネットで検索してみるとします。
例えそこで低評価が付けられていたとしても、自分が受け取った作品のイメージは変わることはない。
それは映画を見た後の感想が、ある程度私のなかで確固たるものになっているからなのかもしれない。

「この人はそう受け取ったんだな。そういう受け取り方もあるんだな」と思える気がします。

でも作品を実際に見てみないことには、自分の判断は付けようがない。
見ないうちから「つまらないらしい」と先入観を持ってしまうのは、とてももったいないことのような気がします。せっかくの文化なのに。


とはいえ、時間とお金は大切なので……。
結局「せか猫」に対しては観に行くかどうかはまだ保留中です。