ああ

こんなガラクタじゃ遊べない


待ちわびる手の中 ブラブラ


どっちを向いても決まらない


愛を叫ぶには遅すぎた


可愛くないなと声をかけ


引っかかれるのは猫じゃない


どっから見ても人さらい


赤い姿の鬼の子が


おもちゃを探して歩いてる


ああ

こんなガラクタじゃ遊べない


月夜の日にもう一度


あなたの方に手を伸ばす


美味いかまずいかおしえてくれ


最後は仏が水を差す


答えはどうぞ遠慮なく


3度の飯より重要で


飽きのこない良作だ


あっちを見ても笑ってる


ほらほら今もう一度



ヤッパリそりゃいけないね


遊びの文句縛り付け


禁忌のまじない使っても


浮かばれるのはエゴイスト


気付けばそっぽを向けられる


大事なのは自分でしょ


あの子もその子も1度だけ


目で見たものに恐怖する


笑っておくれよ遠慮なく



あっても無いよの連続で


不満の声が広がった


今宵のおもちゃはどこぞえと


消えたか食ったか気をつけろ


ああ

こんなガラクタじゃ遊べない


触ると直ぐにこわれても


話す言葉が悲しくて


瞳をそっと閉じていた


貴方を力の限りだきしめて


愛だの真実だのとのたまうの


汚れた手はかえらない


あの日の自分にさようなら



乾いた瞳から溢れるは


鬼には縁のないひとしずく


拭いてくれるか今1度


今度は優しくだきしめて


月夜は怖くないと信じたい


さっさと家に帰りなさい


鬼が来るとかこないとか


やな事全てに蓋をして


世間はホラーに書き換える


あっちの世では正義面



ああ

こんなガラクタじゃ遊べない

ああ

こんなガラクタじゃ遊べない


誰か来ぬかきいてくれ


今宵は君を連れてくる