本を読む必要に迫られてようやく活字を読むようになったここ数年
「車移動は極力避けて,電車に乗って本を読みなさい」
と,人生の先輩から教えてもらってからは,必ずカバンに本入ってます。
が...必要に迫られてるのに2ページで眠くなるのはどうしたもんか
そんなわたしが,書けば内容整理できるかな?
という安易な思いから,本を紹介するという緩い挑戦
記念すべき1冊目はこれ
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『泣いて 笑って また泣いた』 倉科透恵
2016年10月 ラグーナ出版
統合失調症について知りたいと思い読んでみた一冊。
世間でイメージされている症状とは違うかも知れません。
著者も統合失調症を抱える人を主人公にした本を読んで,
「わたしはこんな症状じゃない」と思ったそうですから。
症状を正しく認知するのは難しいことだと思います。
外に出ること,電車に乗ることが怖くて,
時々意味もなく空虚感に襲われて死にたくなる。
そんな時は会社をお休みする主人公。
でも気分のいい時には外出もできて,
ひとりで食べたいものを食べにいく行動力もある。
「具合が悪いっていってるわりによく出かけるわね」(本文より)
という上司の言葉は,本を読み進めていくと,
共感できる人も多いのではないかと思います。
統合失調症を知るには物足りないと思いますが,
ひとつのケースとして知るには柔らかくて読みやすいです。
なのでこれは眠くならずに読めました(笑)
JUNjun