生後6日目の昨日、無事にお家に帰ってくることができました




いぶちゃんがお家に帰ってくるまでには1年の月日がかかり、


それまでに医療的ケアの習得や手術など、沢山の問題を乗り越えてこなければなりませんでした。


いくつもの医療機器に繋がれながらの家までの道のりだって


命がけのドライブといっても過言ではないほど大変だったのに、


たった身一つの移動がこんなに楽ちんなものだとは…!





本当は帰り道に、いぶちゃんのレスパイト先に寄るつもりでいたのですが


『いぶちゃんを置いて3人で帰らなあかんなんて、そんなの出来んよな…』とパパと話して


悩みに悩んだ結果、レスパイト先には寄らずにお家に帰ってきました。




あと10日もすれば、いぶ姉2才のお誕生日 


2泊3日で一時帰宅してきてくれる予定なので、まずはお家に迎えられるように、ある程度のリズムを整えておこうと思います。





じょう君が生まれてから6日間の入院生活は、本当にあっという間でした。




産声を上げる


呼吸をする


手足を動かす


一生懸命おっぱいを飲む





何一つとっても有り難く、


ずっと憧れだった授乳をしている時なんかは、つい涙が溢れてしまいます。





入院中病院の廊下を歩いている時も、いろんな気持ちが込み上げてきて、たまらず泣いてしまいました。


あの一年間、この廊下を何百回何千回と通ってきたのか。


nicuと産科病棟は同じ階にあるので、


幸せそうに赤ちゃんのコットを押すお母さんの横や、家族みんなが笑顔の中で退院していく赤ちゃん達の横を、下を向いて通りすぎた日、


もう限界だと廊下で腰から崩れ落ち、むせび泣いてしまった日もありました。





2年後その廊下を、いぶちゃんの弟を抱っこしながら歩いているなんて。


あの日々が今日に繋がっていること、2年前の私に教えてあげたいな。





2人の我が子という宝物はもちろん


パパや家族、在宅を支えてくれるチーム伊吹の皆さん


みんなにありがとうと伝えたいけど、


まずはいぶちゃん、そして自分にも大きな声で


“ ありがとう、よくがんばった!”


と伝えたいです






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いぶ姉ちゃんのおさがりのお洋服とおくるみで帰ってきたよ