すごくバタバタしていて、ブログを書く時間もありませんでした。
この数日でいろんな事が起こり、頭の中を整理するだけでいっぱいいっぱいで、毎日泣いていたように思います。
気管切開と胃瘻を決断した矢先に、水頭症の症状が現れました。
とても急な話ですが、二日後に脳室リザーバーの手術をすることが決まりました。
本来なら水頭症=VPシャントが一般的なのでしょうが、胃瘻の関係でこちらになったそうです。
ここの所、伊吹の母乳消化量が一回35mlからなかなか増えず、とても心配していました。
そんな中、高血圧が見られ脳のCTを取ったところ水頭症との診断が。
蘇生の際に脳室内出血があり、いつかは水頭症の可能性が…との説明を受けていたので多少の覚悟はしていました。
でもここの所ずっと安定していた伊吹。
まさかこんなに早くその時がくるとは思ってなかったし、病院から電話がかかってきた時は頭が真っ白になりました。
気切と胃瘻もとても悩みましたが、退院するために、何より伊吹本人が楽になるために、前向きな手術としてやっと受け止め、明るい将来を想像しながら前に進み始めた所でした。
一刻も早くこの手術をして、伊吹を楽にしてあげないと
頭ではよく分かっています。
でも脳の事となるとやっぱり怖いし、伊吹が手術室に入っていくのを想像するだけで胸が張り裂けそうになるんです。
もう充分すぎるくらい頑張っている伊吹なのに、神様はまだ試練を与えるのか
代われるものなら代わりたい
どんなに痛くても辛くても自分の事なら耐えられます。
どうして生まれて二カ月も経たない小さな伊吹が、こんなに痛くて辛い思いをしなくてはいけないんでしょうか。
それでも悩んでいる間もなく、この手術をしなくてはなりません。
最終的に同意書にサインするのは私達でも、選択肢はほぼ無いようなものでした。
主治医の先生、脳外科の先生、麻酔科の先生にただただ思いを託して祈るしかないのです。
伊吹のことを想うと一刻も早く手術してほしい気持ちと、でもやっぱり怖い思いをさせてしまうのが辛くて申し訳ない気持ちとで、行ったり来たり…
こんな気持ちのまま手術当日を迎えていいのかも分かりません。
今はただ手術の成功を祈り、伊吹に寄り添うのみ。
手術が終わりしばらくしたら、あの時は大変だったねと振り返りながら、親子三人で穏やかな時間が過ごせますように。
いぶ、怖い思いばかりさせてしまってごめんね。
それでも今、幸せだと感じてくれていますか?
そう信じていたけど、ママがそんな風に言い切るのはなんだかおこがましい気がして、少し頭と心がぐちゃぐちゃになってしまっています。