「丁寧に暮らす」をキャッチフレーズ的に使い、漆を日常生活に取り入れてもらおうともくろんでおります。
が、まさかの事態がこの1年ほどの間に頻発しております。
「頻発」と言うと大げさではありますが、「そんなことあれへんやろ」と思っているhideにすれば十分多いのであります。

こちらは「御料理 光安 」さんで現在使って頂いている「折敷」
光安さんのご注文で正方形に近い形
折敷(おしき)とは、いわゆるランチョンマットのようなものであります。きっとこんな広葉樹の栃を使った拭き漆仕上げの折敷なんてないだろうなぁ、と思って敢えて栃の木で作っています。
光安さんで食事をされてこの折敷を見たお客さんからのご注文または展示会で折敷の見本をご覧になってお作りするケース。料理屋さんに納めるのなら話は分かるのですが、一般家庭で毎日の食事でお使いになるなんて・・・自分で「丁寧な暮らし」を勧めておきながら突っ込みたくなりますよね、
「どんだけ丁寧に暮らすねん!」ってね。
こちらは標準で作っている40cm×30cmサイズ
勿論ちっちゃな子供のいる我が家で使えるはずもありませんが、普通のご家庭で折敷を使って頂けるなんてホント嬉しい誤算であり、ちょっとした驚きでもあります。
我が家でもあと20年ほどしたら使ってみたいものですね~。
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