足踏みろくろの調整で「ギコギコ」と試し挽きしていると、石川県での修業時代を思い出さずにはいられないのですが、もう一つ思い出した事があったのです。

「そや、あの時挽いた木地があるはずや!」

ってことで仕事場の段ボールを手当たり次第に開けていくと・・・

やっぱりありました!

そして 出るわ、出るわ。

まさしく足踏みろくろで引いた白木地が、ざっくざっくと。


うつわ 大好き!-2013足踏み木地01
不揃いのろくろ目が際立ちます


10年以上の継時変化を感じさせない栃の木地。

これって、お宝?それとも・・・

「おお、この形いいね!」

というのもあれば、

「ちょっとこれ、おかしくない?」

というものまで。

良きにつけ悪しきにつけ、やっぱり自分の形だなと納得。


残り1週間にせまったフィール ド オブ クラフト 倉敷 ではこんな木地が足踏みろくろで「ギコギコ」出来上がる過程をご覧頂きます。

おわぁ~、もうちょっとや~。