足踏みろくろの調整で「ギコギコ」と試し挽きしていると、石川県での修業時代を思い出さずにはいられないのですが、もう一つ思い出した事があったのです。
「そや、あの時挽いた木地があるはずや!」
ってことで仕事場の段ボールを手当たり次第に開けていくと・・・
やっぱりありました!
そして 出るわ、出るわ。
まさしく足踏みろくろで引いた白木地が、ざっくざっくと。
不揃いのろくろ目が際立ちます
10年以上の継時変化を感じさせない栃の木地。
これって、お宝?それとも・・・
「おお、この形いいね!」
というのもあれば、
「ちょっとこれ、おかしくない?」
というものまで。
良きにつけ悪しきにつけ、やっぱり自分の形だなと納得。
残り1週間にせまったフィール ド オブ クラフト 倉敷 ではこんな木地が足踏みろくろで「ギコギコ」出来上がる過程をご覧頂きます。
おわぁ~、もうちょっとや~。