20日から始まるセレクトショップ京 での二人展では3つの「初挑戦もの」を用意しております。
ひとつ目は以前紹介した「一木作りの箱物」 。
そして今回紹介のふたつ目は、一言での説明はちょっと難しいですね。
でも、見てもらえばきっと分かるはず。
そう、まさに一目瞭然!?
木取りしたのはまだ暑い時期でした
もとの材と同じ並びにしてやると、連続した美しい杢が!
ん~、そんなに分かり易くはなかったですねぇ。
実はこれらは全て同じ材のお隣同士だったのです。
それは、同じ窯で焼いた焼き物同志という結び付きよりも深い、言わば兄弟姉妹のようなもの。
彼らを無理やり引き離すことなんて、生みの親としては到底出来ない相談です。
ということで今回、同じ材から木取りしたことが見て分かる?連続した杢を持つ組モノを何点か出品します。
ご丁寧に酷暑の夏の木取り段階からナンバリングして、寒さ厳しい冬までいつも一緒に越えてきた彼ら・・・
あれ、何だか芝居がかってきましたか?
ま、とにかくそんな兄弟のようなうつわたちをどうぞご覧下さいませ。