23日から京都の「ぎゃらりぃ 千づ」さんで行う三人展の一人、ガラス作家の西山芳浩さんを紹介します。
これが、2年前の山口アーツアンドクラフツ
で購入した西山君のガラスの作品。
西山君は当時から金沢で制作活動しており、hideも同じ石川県で勉強していたこともあり、クラフトフェア後の親睦会では意気投合。その時からhideは勝手に彼とのコラボの想像を膨らませていたのでした。
彼のガラスを一目見た時、「ああ、いいな」と思いました。
ちょっと表現が難しいのですが、表面がとても「ねっとり」した感じなのです。
「ねっとり」というと聞こえが悪いかも知れませんね。
まったりとしたその質感は、今にまさに出来上がったかのような「動き」を感じさせます。
西山君のガラスはちょっと刹那的なのです。
それに対して、hideの漆は数々の工程を経て完成したいわば「静寂」を感じさせるうつわ。
「真逆」とも捉えられるこれらガラスと漆がまた、とても合うのです。
ほんとうに、ばっちり。
ぜひともこのマッチングの妙をご覧頂きたいです。