ついに、我が工房の窓が全開しました!
実はうちの工房、今まで窓を開けて仕事が出来なかったのです。
そうです、昨年の猛暑でも。
昼を過ぎての工房内は正真正銘の蒸し風呂状態でした。
広島へ移住する前、
自分の工房を構えるとあって相当気合を入れて機械や道具の配置を考えました。
過去の経験から最も使い易いと思える配置に出来上がった時の喜びは、
それはもうひとしおでした。
ところが、「窓」の存在を完全に忘れていたのでした。
轆轤(ろくろ)に向かう側とその反対の窓を開けて風のとおり道を作って作業をしていると、
ものの1、2時間でストックしておいた木地に「ピキッ!」と割れが!
このままでは全部割れてしまう!
ということで、それ以来我が工房に風のとおり道はなくなってしまったのです。
しかし、
今のhideのテーマ「健康第一、体が資本」に著しくそぐわないので、
意を決し、毎日2~3時間、
約1週間を費やして大幅な配置の変更を行ったのでした。
ということで、
極々当たり前の、これまたかなり地味な内容でしたが、
「窓が開いた」というご報告をさせて頂きました。
これでまた、何年かは長く仕事が続けられそうです。