なでしこJapanの世界一から、熱狂続きの日本

なでしこたちはあちこちでひっぱりだこですね～

そんな日本を冷めた目で見ている我が家の娘

・・・今まで女子サッカーなんて、見向きもしなかったくせに・・・なんてね

そんなことはさておき、我が家のサッカー少年も、この土日、

初タイトルをかけて、奮闘しておりました。

〇〇カップ

県内県外の強豪チームを招待して行われるこの大会

今年は、被災地から福島県No.1チームも招待され、全36ﾁｰﾑが参加

6年生主体の大会ですが、我がチーム・・・中学受験準備のため半数近くの6年生が引退

メンバー不足のため、息子にも招集がかかりました。

１日目予選ブロック

３試合とも後半３０分過ぎ、ギリギリのところでもぎ取った1点が

決勝点となって、見事１位通過

いやぁ～なんとも神がかった試合でした。

息子も小さいながら、サイドバックで出場

どうか息子のところにボールがきませんように・・・

などと、おかしな祈りの母をよそに、体をはって頑張っておりました。

3試合失点ゼロに少しは貢献できたかな・・・？

2日目は決勝リーグ。

この日の会場は、中学校だったため、ピッチもゴールも大人サイズ

なかなかこのフルピッチを使いこなせないまま試合が進みます。

それでも、苦しいときは全員で守ってしのぎ、

決勝リーグもなんと2試合とも「１－０」で切り抜け、1位

最終試合となる決勝戦へと駒を進めました

決勝戦は、身長160ｃｍ越えの落ち着いたセンターバックと

これまた長身のFW選手がカギとなるチーム。

決勝リーグを２試合とも６－０と大差で勝ち進んできた超強豪チームでした。

少なくとも予選を1位通過してきたチームを６－０とは・・・

いや～強い

我がチームに勝機はあるのか

そんな計算など子供たちには全くありません

決勝戦へ挑む選手たち、見えているのは勝利の瞬間だったのでしょう。

試合開始早々から、終始相手ペース。

キーマンとなる長身の選手ばかりでなく、みんなうまい

広いピッチを上手く使って、左右に展開。

とにかく強いそんな印象。

なんどもサイドを崩され、裏を取られ・・・危うく失点・・・そんな場面が何度も

それでもなんとか相手にくらいつき、前半を０－０で折り返せるかと思ったら・・・

終了間際、危ない位置で相手にフリーキックを与えてしまいます

これを、小学生とは思えない豪快なキック

ボールは・・・直接ゴールに突き刺さりました。

今大会初失点

後半・・・まだまだ勝利を信じる子供たちは、そろそろ限界が来ている体力と足の痛みをこらえながら必死で走ります。

ただでさえ広いピッチが容赦なく体力を奪いますから・・・

条件は相手も同じ

でも、その相手チームは広いピッチを有効に使ってサイドチェンジするキック力もありました。

右に左に走らされ、ヘロヘロの我がチーム

そしてついに・・・2失点目・・・

右サイドから低めに上がったクロスに合わせてきた選手は・・・

いったいどこから飛び出してきたのでしょう

あっという間の失点でした。

０－２

後半の給水タイムも終わり、残り10分を切って2点差

6－0の試合を見ている親たちのほうが早くもあきらめムードでした。

それでも子供たちの心は、強かった・・・

最後まであきらめていなかった・・・

残り5分をきったころでしょうか？

細かくつないだパスが初めて繋がり、ゴール前、もつれたようにも見えましたが、

ここで奇跡のPK獲得

これを頼りになるチームのゲームメーカー、背番号

こんな場面も落ち着いて、ゴール左上の難しいところに見事に決めてくれました。

１－２

残り時間わずか、みんな必死で戦い抜きました。

結果・・・優勝カップには手が届きませんでしたが、

親たちには満足の準優勝

トロフィーと銀メダルにも笑顔は全くありませんでした

2日間、全6試合

よく頑張ったよく戦い抜いた

さてさて、初めて招集された6年生チーム。

試合スタイルは、なでしこを見ているかのよう・・・

全員が動きながら、ワンタッチでパスをつないでゴールを狙う

相手ボールは、上手く体を入れて高い位置で奪う意識

そして、何より最後まであきらめない強い心

ほんといい試合を見せてもらいました。

息子にとってもいい経験だったことでしょう。

そんななでしこのような6年生チームには・・・なんと

本物の未来のなでしこがいました

最後にPKを決めたチームの要、背番号は・・・なんと、女の子

たぶんチーム一、上手いと思われる背番号は・・・エナメルバッグに

ダッフィーのキーホルダーをつける正真正銘女の子

これにはぶったまげました

未来のなでしこ候補ココに発見

彼女は、未来のなでしこを目指すべく、JFAアカデミーの入校試験を受けるんだそう

女子定員6名の狭き門

頑張ってほし～なぁ～

そんな彼女の将来が、我が子よりも楽しみになってしまいました

今のうち、サインもらっとかなきゃッ

この2日間・・・ひんやりとした曇り空に油断したワタクシ・・・

見事に日焼けしてしまいました

この年で日焼け・・・もう、手遅れだぁ～

未来のなでしこ♪