※以下、痛い表現が多いので苦手な方は見ないでください。💦

 

 

 

人生2度目のいぼ痔の手術が始まった。

 

急性である血栓性外痔核になってからおよそ3ヶ月弱。

 

本来は、10日ほどで吸収されるはずの一時的に腫れた痔が一向に吸収されず

中に固い芯のようなものがある痔になっていた。

 

おそらく、症状初期におこなったう○こ切り体操が悪化の原因と思う。

 

くれぐれも、症状が出た人は何もせずそっとして、すぐに校門科にいくことをおすすめする・・・。

 

先生は、横向きに寝ている私に手術の説明をいろいろしてくれた。

看護師さんは、よくあることなのか手際良く、用意をしていた。

 

「レーザーで切りますからね」と先生は言った。

 

レーザーか・・・

わたしは検索魔のように痔の手術について調べていたので、レーザーかもな、と

思っていたが、やっぱりレーザーなんだと思った。

 

というのも、レーザーはあっという間に切れるがその分猛烈に痛いということだけ知っていた。

 

私は痛みに強いほうなので、もう我慢するしかない、と心をくくった。

 

 

横向きになっていてお尻側でどうなっているかわからないが

おそらく看護師さんがお尻をぐっと持ってくれ、割れ目がよくみえるようにしてくれた。

 

そして先生が「いきますよー」と、レーザーメスが入って行った。

 

じりじりと、何か焼けているような匂いがする。

 

痔の根本から切り落としているのだ。

 

痛みとしては、初めての血栓性の手術をしたときとはまた全然違う、

刺さるような痛さだった。

 

血栓性の時は、最初だけ痛かったが、今回のレーザーはずっと痛い。

 

私はぐっと息をのんで、痛さに耐えた。

 

ずっと、2cmくらいの痔ってどれくらいの大きさなんだろう。

あと、どれくらい切るのにかかるんだろう

 

と痔のことで頭がいっぱいだった。

 

途中、痔の部分とはちがう、お尻の脂肪のあたりがかなり熱くなって

体がびくっとしてしまった。

 

おそらく、先生がレーザー光線が脂肪の部分にあたっていることに気づかなかったのだと思う。

あとから、「手術した時に周りも焼けてしまったので、この薬(アズノール?)も塗ってください」と言われた。

 

先生当たり前のように言っているけど、脂肪のところもかなり痛かったんですけど・・・と

わたしは先生の不器用さに少し、ガッカリしてしまった。

 

レーザーは開始から最終処置まで約10分ほどだった。

 

しかし、わたしは猛烈に長い時間に感じられ、速くおわってくれないか、

あとのお客さんをどれくらい待たせてしまっているか、そればかり考えていた。

 

そして、レーザーがやっと終わった。

痛すぎて訳がわからないが、氷の棒?のようなものを入れられてしばらくそのまま動かないでくださいと言われた。

 

私が寝ていた場所は汗でぐっしょり濡れていて、3月というまだ肌寒い季節にもかかわらず

私は痛さで汗だくになっていた。

 

何分か経った後、もう起きていいですよ、と言われ、そしてそのまま、

椅子に座らされた。

 

わたしはグーグルで検索をしたときに「1日はうつ伏せで寝たままで」というような日帰り入院のような

内容をよく見ていたので、まさか座らされるとは思っておらず、びっくりしたが、案外座れた。

 

そして、先生は取れた痔をみせてくれた。

 

ホルマリン液のような透明の液体に入れられたソレは、

親指の先くらいの大きさがあり、こんなものがお尻にあったなんて、信じられなかった・・・

 

とてつもなくデカく感じた。

 

先生はそれを検査に出して、ガンなどの悪性の腫瘍の可能性はないか、調べてくれるといっていた。

 

 

 

そしてある程度先生の話を聞いたら、前手術をしたときにも呼ばれた

小さい個室のスペースで薬剤師の方がくるまでしばらく待っててと言われ、

初めて手術をした時のようにたくさんの薬を持ってきてもらい、様子をみるためまた1週間後に来てください

と言われ、私は大量の薬を持ってすぐ家に帰った。

 

かなり痛かったが、あの例の忌まわしい痔がお尻の間にないというだけで

とても晴れやかな気分になった。