旅はもう始まっているのが、出国の様子を伝えなければこの後のアドベンチャーに話を繋げられない。
ということで、今回はプーケットに到着するまでをご紹介。
計画では、成田からバンコクを経由して一気にプーケットに向かう予定であるが、その際にひとつの難関が立ちはだかっていた。
皆さんは「エア・アジア」という航空会社をご存じだろうか?
僕も今回の旅で利用するまで知ることのなかった航空会社なのだが、このエア・アジアがもたらすメリットとデメリットをどう天秤にかけるかが最大の苦難であったのだ。
旅を楽しむひとつのコツとして、いかに交通費をかけないかが論点になると思うのだが、僕たちもまさにこの課題に頭を悩ました。
当初の計画では、バンコク到着後、いったんバンコクに滞在し、その後バスでプーケットに向かうつもりであった。
しかし、バス利用の場合、プーケットまでかかる時間はなんと10時間。
果たして温室育ちの僕らに耐えられる術はあるのだろうか…
男らしくない不毛な話し合いを続けること一週間…カネで解決する案が浮上した(笑)
カネで解決すると言っても、限りがある。
コストパフォーマンスの高い何か良い方法はないものか…
そんなときに知ったのがLCC(格安航空会社)つまりエア・アジアの存在であった。
LCCの基本概念は、「チケット代は安くするが、それ以外のサービスは手抜きだからな」ともうこのワンフレーズに尽きると思う。
ある情報によれば、出発時刻の90分前にもかかわらず、搭乗が締め切られ、さらにその際のキャンセル代も返金しないというなんとも鬼畜な話があるほどだ。
なぜこうまで極端に…と突っ込みたくなる。
が、本当にあった話なのだから、アチラの人の神経は全く理解できない。
そんな話を手に入れてしまった手前、当日のプーケット行きの飛行機に乗るまで僕らは怯えていた。
が、それも今となっては笑い話だ。
つまり結果として、フツーにプーケットに行けたのだ。
定刻通りに離陸して、定刻通りに着陸したのだった。
なんだよ、やりゃあできんじゃん。
毎回それをやりゃあいいんだよ。
そう言ってやりたかったのだが、エア・アジアのあの真っ赤でジャストフィットのタイトスーツを着こなすCAを目の前にしてしまったら最後…口から出てくるのは「おいしそう」の一言だけであった(笑)
そんなこんなでおなかを空かせたオオカミたちは、あっけなくプーケットに到着。
果たしてオオカミたちの腹を満たす美女はこの島にいるのだろうか…それはまた次回のブログでお伝えしよう。




