肌荒れの大部分を占めるにきび。
毛穴が角質でふさがれちゃって、中に皮脂がたまっている状態ですね。
その原因として、DHEAというホルモンがあります。
これは、思春期や、生理1週間前、ストレス下で分泌されるものですので、たしかにその時期はできやすいな、と思いあたる方も多いのでは?
でも、そうじゃない方もいらっしゃいますよね。
何が違うのか、というと、皮膚のターンオーバーです。
これには、栄養素不足が実は関係しています。
たとえば、ビタミンB2。
これは、皮脂の分泌に関与しています。
脂質の代謝に関係するので、皮脂の分泌を減らしてくれる役目があります。
ビタミンB6は、ターンオーバーを促してくれますので、やはりこちらが不足すると皮脂が詰まりやすくなり、にきびができやすくなります。
これら2種類のビタミン剤は、保険治療で処方可能です。
保険処方できないですが、とっても重要な役割を担っているのが、ビタミンAなのです。
これは、ターンオーバーのサイクルを正常化してくれるのです。
私のクリニックには、一般保険治療で治らなかったニキビの方がいっぱい来院されます。
その方々にビタミンAを飲んでいただくと、大多数の方がきれいな肌になっていかれます。
ただ、飲み方がありますので、気になる方は受診されてくださいね。
次回に続きます。