イビキを解消 イビキの原因とは?!
「イビキ」のはなし 騒々しいだけじゃありません!イビキは病気のサイン!?
イビキの仕組み
いびきが発生するきっかけは、空気のルートが狭くなること
イビキには音の高さ・ボリューム・連続持などに人それぞれです。
同じ人でも、お酒を飲んでいるとか枕の高さや眠りにつくときのコンディションなどによりイビキの感じも変わります。けれども、いびきが生じるそもそものシステムは全体にわたって同様です。
イビキの一番の要因は、空気の道である「上気道」が何かしらの原因となってタイトになってしまうことにあります。スペースが無い場所を空気が通ろうとすると空気抵抗がでっかくなり、呼吸をしたときにのどが振動して音が生じます。この振動音が、イビキということです。
空気の振動で音が出る様子は管楽器などと同じです。
上気道を狭めちゃうことには、眠りに就いている状態の体の状態が非常に影響します。
椅子に腰を下ろしてからだを起こした状態でウトウトしているときにイビキをかく人はなかなかいませんが、体を上向きにして寝ると、自重によって軟口蓋や舌の付根といった上気道の周りにある筋肉が喉の奥に下がってしまい、おのずと上気道が狭められやすくなります。
眠りに就いているときは体が緊張が解けて舌や咽頭周りの筋肉も緩んだようになっているので、より上気道が埋められがちになっちゃいます。
「イビキ」と「口(くち)呼吸」の相関関係
口で呼吸を続けていると鼻呼吸と比べて軟口蓋が下がりがちになり、空気抵抗を大きくします。
事実、イビキをかく人々のだいたいが口をあけたまま、口呼吸で寝ています。
また、イビキだけじゃなく、色々な病気の誘因となる可能性があり、気をつける必要があります。