先週、たまたまテレビをつけたら、人気歌舞伎役者さんが。
感じの良い方だなあと思ってファンになりそうでした。
そうしたら、えっ。
こういうことをお話しして良いのかしら?
その内容は、ゲームにはまっていて、楽屋でもしているそうです。
そして、何と、それで開演ぎりぎりまでしていて、呼びにこられ、あわてて舞台裏に行ったというもの。
残念な気分でした。
私は古典芸能の演劇部門が好きで応援心があります。
なんでもそうですが、一期一会ではないかと思っています。
私の中で求めていたのは、今日観に来ていただいたお客様とはもう二度と会えないかもしれない。
だから、自分の芸のすべてを出して・・というような思いを望んでいたのですが。
舞台に立つ前はもっと違うのではないかと望んでいたのです。
さらに、がっかりは、そのゲームのライバルの歌舞伎役者さんが登場した時。
その日も出を待つ間、ゲームをなさっていたとか。
どちらが1番かという間柄だそうで。これゲームでの話です。
その役者さんの公演、7月に観ています。
もしや、その時も出番ぎりぎりまで?
損した気分になりました。
とても忙しい時期に仕事をぎりぎりまでして、走って観に行きました。
毎夜、残業をしつつ、時間を作り。
お客様の支払うチケット代は、高額所得者の役者さんから見れば些細なものかもしれません。
しかし、その金額は支払う側からすれば決して些細なものではないし、臨む心は一期一会なのになあ。
私のような凡人は、毎日仕事前は、一日の仕事の段取りを自分の分、スタッフの分と頭の中にに表を書いて、シミュレーションを入れて、よっしゃ!と腹叩き状態で職場に向かいます。
朝から、仕事に対してウォーミングアップして仕事に臨んでいます。
非凡な方は違うのかなあ?
ああいう発言は、これからを担うお子様方にはどうなのだろう?