先日娘と図書館に行ったときのこと。

自分の借りる本はさっさと決めてご満悦の娘。
仕事の忙しさも一段落したことだし
久しぶりに本でも読もうかと、本棚とにらめっこ。

しかし!
以前にも書いたけど、私すっかり本を選ぶ勘が鈍ってまして・・。
1册は以前にも借りたことのある 恩田 陸「月の裏側」
もう1册・・あと1册・・何にしよう・・。

そんな優柔不断なハハを見て頭にきたのか、娘
「あーちゃんは、これにしなさいっ!」
と渡された本。あ、初めて読む作家さんだ。

北森 鴻「メインディッシュ」

それを今日読んだのですが。(私は読むのが早いのです)
面白かった!美味しかった! 

ミステリ好き、とはいえミステリばかり読み始めたのは
ここ4~5年。
何をもってミステリと言うのか、実は分かってませんが。

血がドバーッっていうのは苦手。
残忍すぎるのもダメ。

そんな私に持ってこいの本でした。
美味しい、連作短編集。
ミステリなのに、ほんわかした気分にもなれたし。
何よりも出て来る料理がぜんぶ美味しそう♪
ああ、私もグルテンのフリッターが食べてみたい!

娘~、この本を選んでくれてありがとう。
娘に感謝の気持ちで一杯です(笑)