「野焼き」が当然のようにまかり通る、茨城。

プラスチックなどの家庭ごみや、粗大ごみの野焼きも目立つ。

 

これは、昭和の写真ではない。
「令和」の昼下がり、茨城県内のいつものありふれたスナップ写真である。

茨城では、このような風景が日常茶飯事で見られるのだ。

特に多いのが、雑草などの自然物に、プラスチック等を混ぜて盛大に燃やしてしまうという、「ごみの処分」を兼ねた野焼きである。

自然物は、水分を含んでいて燃えにくいため、石油系のゴミやら何やらを、色々と混ぜて燃やしてしまおう!という人たちが、実に多い。

非常にくさいし、むせかえる。

それだけでなく、これらの煙は、たいへん体に悪いのです。

ちょっと、野焼きの煙の主成分を見てみましょう。

・ホルムアルデヒド
・一酸化炭素
・ベンゾピレン
・ベンゼン
・アセトアルデヒド
・PM2.5
・SPM
・飛灰
・ダイオキシン類
・その他

いかがでしょう・・?

このあふれんばかりの発がん性物質と、病気を招くトリガーたち。

健康な人はもちろん、喘息持ちの方々にとっては死活問題ですし、成長期の子どもや赤ちゃんにとっても劣悪な環境ですから、子育てにいいわけがありません。

これに加えて、プラスチックなどの一般ゴミも燃やしてる・・って!

どんだけ?

「綺麗な空気」を想像して、茨城に観光に来られた方は、さぞかしガッカリされた方も多いのではないでしょうか・・?


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魅力度ランキング1位の北海道と、

最下位の茨城の違いとは?

大切なものを守る姿勢が、ぜんぜん違った..!

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さて、ここで「法律」をおさらいしてみましょう。

野焼きは、国の法律で、原則「禁止」となっています。

違反した場合は、「5年以下の懲役、または1,000万円(法人の場合は3億円)以下の罰金」が科せられます。

野焼きは、すこぶる体に悪く、地球環境にも大変な悪影響ですから、このような罰則になっているのも納得です。

その上、温暖化の問題もありますしね。

近年は、ゲリラ豪雨や激しい台風が増えていますが、気温が1度上昇すれば、台風の頻度は2倍になると言われており、さらに1回に降る雨量も増加すると言われています。

これ以上、悲しい災害を増やさないためにも、「野焼き・ごみ焼きをやめよう」という意識を、大人がしっかりと持たなければなりません。

 

 

で、ここでちょっと気になることが一つ・・・

魅力度ランキング1位の北海道は、「野焼き」に対して、どんな姿勢なのでしょうか?

ある資料から、とても興味深い事実が読み取れましたよ!

こちら、北海道の「営農改善指導基本方針」というもの。

↓字がいっぱいなんで、ざっくり写真としてご覧ください↓

 

 

ちょっと、抜粋してみましょう。

”稲わらの焼却は、「~~~~に関する法律」により禁止されており、環境汚染や健康被害、交通障害および地域のイメージダウンの原因になるので、絶対に行わない”

 

おぉ!

「絶対に行わない」と、潔く明記しています。

北海道、素晴らしいですね!

「環境汚染」や「健康被害」だけでなく、「交通障害」についても言及しておられます。

野焼きの煙をよけようとして、車同士が衝突し、2歳の女の子の命が失われた事故もありましたからね・・・

 

 

ほら茨城も、こんな風に↑、だいぶ危ない。

実は、ネットサーフィンをしてみて分かったのですが、わらの野焼きを伝統であるとか、農業に必要であるとかの「思い違い」をしておられる方が、中高年より上の世代に、けっこう多いらしいのです。

そんな中、自治体がきちんと正しい認識を持っておられるというのは、「北海道、偉い!」としか言いようがありません。

 

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野焼きの誤解をクリアに!

「農業に野焼きが必要」っていうのは、おろかな都市伝説です。

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なにか誤解をされている人も多いようだ。

野焼きによる「雑草抑制」や「肥料効果」、「害虫駆除効果」など、そんなものはありません。

つまり、野焼きをしても、農業にとっていいことはないのです。

貴重な「益虫」を殺してしまう一方で、羽のある害虫たちは一瞬で飛んで逃げてしまい、またいつでも舞い戻って来ます。

 

草や残さは、燃やさずに堆肥化すれば、善玉の「菌」や「微生物群」を活かしながら地力を高めることが出来ますが、ごみを処分するように焼き払っていては、資源の消失になる上に、土地のphバランスも次第におかしくなっていきます。


肥料効果、害虫駆除効果ともに、効果がないどころかマイナスなのです。

その上、雑草なんかは、逆に増えてしまいます。

燃焼によって、草のタネの発芽が活発になるメカニズムは、昔から論文等でも発表されている通りです。

ちょっと驚いたのですが、佐賀県では「野焼きが雑草抑制の効果がない」ことを証明するために、実験を行った上で、野焼き防止を呼び掛けるチラシを作っていました。

 

 

これ、本当に素晴らしいですよね!

佐賀県って、実はすごい県らしいです。

しかしながら、他県も頑張っておられます。

こちら、米どころの秋田県!

 

 

続いて、青森県!

 

 

そして、若者にも人気の群馬県!

 

 

では、いよいよ「茨城県」の姿勢を見てみましょう。

野焼き防止の取り組みとして、茨城県が発行しているチラシがございますが・・・

おや?

まて、まて・・・?!

茨城県では県をあげて「稲わら等」の野焼きを認めています!

↓ 字がいっぱいなんで、ざっくり写真としてご覧ください↓

 

 

これ、何なの?

というと、

法律に対して
オリジナルな解釈(例:  )をつけ加える形で、稲わらの野焼きを「やってよい」と表明しているのです...

(((°Д°)))) ヒィィぃ・・!

北海道とは、真逆の姿勢!

同じ法律なのに、逆の解釈をしている...!

茨城、すごすぎる!

県が、わざわざ野焼きを助長するようなチラシを作っているとは・・大胆ですね!

他県では、わらの野焼きで書類送検される方もいらっしゃる中、茨城流に法律を解釈しちゃっていいのでしょうか?

「他県では、犯罪」
「茨城では、オッケー」

・・って

「時代遅れ」という言葉では、片づけられないほどの何かを感じます。

一言で言うと、こわいです。 (((°Д°))))

環境省でも、以前より稲わらの野焼きをやめるよう呼び掛けていましたけれど・・・なぜなんでしょう?茨城。

2019年10月、茨城県の大井川知事は「魅力度ランキング最下位」という結果に、

「台風19号による被害が広範囲にわたり、本県を含め深刻な状況となっているタイミングで発表されたことは、復旧に努力している被災者の気持ちを考えれば、はなはだ遺憾」

とのコメントを発表しておられましたが、そんな台風被害の増加に拍車をかける「野焼き」を、茨城県がワッショイワッショイと助長させている側面があることを、どうか知事にはご理解いただきたいですね。

 

『気温が1度上昇すれば、台風の頻度は2倍になって、雨量も増加する』

 

ー・・これを助長する野焼きを 【OK】としている茨城。

 

悲惨な台風被害を増大させないためにも、「今回の被害から学ぶべきこと」として、環境問題をきちんと意識するのが大人としての姿勢ではないでしょうか?


せっかく優しい気持ちを持っておられるなら、ここはひとつ、地球市民としての意識を持っていただき、他県と足並みをそろえ、大気汚染物質や温室効果ガスを大量発生させる行為を「みんなでやめよう」と、県民に呼び掛けて欲しいです。


環境汚染、やめよ。

病気の元をふりまくの、やめよ!

ヘンなチラシも、早くどうにかして欲しい。

ちなみに、これらのことを茨城県庁のご意見コーナーに、心を込めて丁寧に提出したところ、軽くスルーされました。。

さらに、市役所にも事情を説明してみたところ、

 

「県が変わらない限りは、なにも~・・とにかく草や落ち葉、わら、自然のものは燃やして良いですから。法律がいいってなってるからには、しょうがないですよね。」


という、おそろしいご意見をたまわりました。

おいおい、法律では「いい」ってなってませんから!苦笑

全国の判例と、逮捕事例を見てください・・犯罪です!

野焼き防止の指導は、市の職員の仕事のはずなのですが・・話が通じませんでした。orz...

 

そこで、とどめに

 

「国の法律では違法となっていて、他県では書類送検されているのに、なぜ、H市ではやってよいというスタンスでおられるのですか?」

 

と、おたずねしたところ、
 

「県には逆らえません。国の法律より、県の意向です。」

 

という、ご回答をいただきました。

 

さぁ、いかがでしょう?

 

良識もへったくれもありませんでした。

 

 

野焼きとは、物事を深く考えていないからこそ出来てしまう、悲しい行為。

茨城のみなさん、もうやめませんか?

「自分さえよければいい」じゃなくて、ちゃんと考えよ!

茨城の未来を。


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茨城県に意見を届けよう

https://kouchou.pref.ibaraki.jp/kotyo/hp_iken_announce.php
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