人は、他人が成功した話と失敗した話と
どちらのほうを聞きたいだろう。
「他人の不幸は蜜の味」という言葉があるくらいだから、
失敗した話のほうが耳に心地良い。
逆に成功した話は癪に触るから、
ケチをつけたくなる。
しかし、自分にとって役に立つのは、
成功した話のほうだ。
どうやって成功したのかを学ぶことで
自分も成長する。
これは国のレベルでも同じことで
他国の失敗に溜飲を下げるのではなく、
成功のほうに注目したほうがいい。
そうしないと、
いつの間にか、国際間の競争から
取り残されてしまう。
中国のEV(電気自動車)のニュースを見ている中で、
こんな思いが募ってきた。
日本では、「EVの墓場」というようなEV下げの報道が目立つ。
確かに、そのような失敗事例もあるだろう。
しかし、その一方でBYDがEVの販売でテスラを抜き、
世界一になったという華々しい成果を出している。
失敗がなければ成功もない。
BYDの成功は、「EVの墓場」の上に成り立っている。
失敗を恐れて挑戦しなければ、
周りから取り残されるだけだ。
今の日本は、原子力発電にしろ太陽光発電にしろ
一度失敗したら、それを引きずって
前に進もうとしない。
他国の失敗に安心して、その成功から目を逸らしていると、ますますダメになるばかりだ。
内向型人間も、成功を目指すより、
失敗を恐れて挑戦しない傾向がある。
失敗して傷つくのは仕方がない。
しかし、その傷が癒えたら、
もう一度挑戦してみるべきだ。
失敗が恐いなら、そして、
その挑戦が価値あるものなら、
失敗よりも成功に目を向け、
結果よりも、その過程を楽しんだほうがいい。