このご時世"ストレス社会"だなんて言われてますが
ストレスの要因は社会だけではありませんよ。
自分自身かもしれません。
・ ストレスのメカニズム
まずはどうしてストレス反応が起きるのかを理解しなければならない訳ですが
まず、ストレスの定義
日常生活の中で起こった体験と、その変化からの「回復」に必要なエネルギー量のことをストレスであると定義します。
(#社会的最適応評価尺度の研究者より)
ストレスは、何も「両親の死、友人関係の崩壊、離婚、病気」などと言ったネガティブなことだけでなく、
「結婚、長期休暇、新学期、昇進」といった一般的にはポジティブと考えられることも同様にストレスと化している点が面白い。
しかしこのような理論整理では
ヽ(`Д´)ノ<ストレスの個人差が適切に説明できないじゃないか!!
( ┌`o´ )┌<ストレスの根源として挙げられているものが日常生活の場面で誰もが慢性的に経験する混乱や心配事にとどまってるし!!
という批判が起こってくる。
現在、ストレスの生じるメカニズムを心理学的に説明する際
最も影響力を持っているのは、
感情とストレスの研究をしていたラザラスらによるトランス-アクショナルである。

簡単に説明するとこういうことである。
上の図のように、
ストレスが心身に及ぼす影響は、
個人がストレスをどのように認知し、
どのように対処したか、
といった個人の反応のあり方で様々に変わってくる。
そしてそのストレスの大きさと、
元々本人が持っている考え方のパターンや経験、
脆弱性の素因によって、ストレスをどの程度の大きさで感じるのか、という個人差が表れる考え方である。
トランスアクショナルは、
ストレスフルな状況に対して、いかにうまくそれを乗り切るかということを重視している。
このことを心理学ではストレス・コーピングと呼ぶ。
コーピングとは直訳すると「対処」のことで、
「状況を操作しようと試みる一群の反応」と定義されている。
・ ストレスと上手く付き合う方法とは?
【コーピング方法に鍵がある】
コーピングには2つの種類がある。
1つは"ストレスの原因自体を変化させること"(問題焦点型コーピング)である。
例:職場でうまくいかず、ストレスが貯まる一方の人が心機一転!職場を変えてみたり、付き合う友人や恋人を替えてみたり。
2つ目は"ストレス源によって生じてしまった不快な感情を、自分の中でコントロールすること"(情動的焦点コーピング)である。
例:上司や先輩に怒られたときに、「これは自分に期待しているからだ」とポジティブに解釈したり、
テストの点数が悪かったとき、「あの時お腹が痛かったからだ、寒かったし」などと合理化し、自分を鼓舞する試み。
効果的なコーピングは、ストレス源の性質や状況に応じて、タイミングよくこれらを使い分けることだ。
・ コーピングを全く行わないとどうなる...?

/ドンッドンッドンッ\
コーピングを全く行わず、ストレスに長時間さらされていると、以下のような病気・症状になってしまう恐れがある。
・緊張性頭痛
・過換気症候群
・高血圧
・気管支喘息
・冠動脈疾患
・関節リウマチ
この他にも様々な身体疾患を引き起こすことがわかっている。
このような「心理社会適要因が強く関与した身体疾患」のことを心身症と呼ぶが、
この疾患は年々増加傾向にある。
私の身近にもにたような人がいるのも事実だ。
ストレスへの脆弱性といった素因や、環境を直ちに変えることは難しいが、コーピング方はすぐにでも身に付ける必要がある。
実際に次のようなストレス・コーピングが精神疾患に有効であったという報告がある。
①ストレス源から、自分にとって肯定的な意味や価値を見出そうとする
【ポジティブになるということ】
②否定的な感情を笑いに変える。積極的に辛い感情を表に出して、ユーモラスに語る。
【ストレスを自傷ギャグにしてしまうこと】
※やりすぎると自暴自棄になる可能があるので注意
③自己主張の練習をする。自己主張はよいことだと信じる。
【感情を貯めず、表に出してしまうことで楽になること】
④休養、運動、食習慣の改善
【基礎的習慣の見直しも重要】
これらを意識して、
自分にとって良くないストレスを回避する生活を目指しましょう。
