彼との日々は、最初こそ夢みたいだったけど、

気づけば少しずつ、「何かがズレていく感覚」に覆われ始めていた。


彼の帰りはどんどん遅くなって、

「飲んでた」「バイトのあと友達といた」っていう言い訳も、

毎回どこか他人事みたいで、

一緒にいる時間も減って夜寝れなくて起きてて帰ってくるまで、寂しかったし、違和感も残った。あれらしいね、

帰ってくるまで待ってるの重いとかね😂


だからある日、私も「今日は飲みに行くね」と言ったら、

彼の顔は露骨に曇った。

「誰と?」「男?」「気をつけなよ」

——え、私だけダメなの? っていう気持ちになった。


そして夜、男友達と女友達と飲みに出てて、🇦🇺は朝方になると空いてるお店は決まってて、最終そこにみんな集合みたいな感じになる。


あーこれ、めっちゃ人気でとっても美味しい韓国料理。ケランチム。

日本であんまり見ないんだよなぁ、、、

あ、そうそう、それでね。

そこで私が男友達の膝の上に乗ってたらしい。

その状態の私を周りから聞いて、彼はブチギレた。


「軽く見られるようなことすんな」

「俺がいるのにそういうのは違うだろ」

そう言われた時、

「……いや、それあなたのセリフ?」って、

喉まで出かけたけど飲み込んだ。

ただの友達だし、楽しく飲んでたけど、膝の上に乗ってた記憶は無いんだよね、、、


その女が彼に、膝の上に乗ってたよって言ったらしい(彼が遊んでたやつ?)

お店の中で膝の上に座るって、、、そんなことあるかな?

女の名前も忘れちゃったけど、とてつもなく嫌だなと思う女いたわそう言えば、、、


だって、その時の私はまだ、何も知らなかったから。


実は、

彼が“他の女の子とも遊んでいた”という事実を知ったのは——

日本に帰ってから、何年も経ったあと。


たまたま共通の知り合いと久しぶりに話していた時、

その人がポツリとこう言った。


「○○って、あの時けっこう他の子とも遊んでたんだよね」

「……ごめん、当時は言えなかった。

今さらだけど、ほんと、離れて正解だったと思う」


その一言で、

あの頃感じてた全部の違和感が、やっとピタッとはまった。


何も知らずに、信じ続けて、

都合のいいように扱われてたのは私だった。


でも、

あの時あの言葉を飲み込んだ私も、

全部わかってて気づかないフリしてたのかもしれない。








※次回:「日本に帰国した私が見たもの。それは“完全ブロック”という最悪の結末でした。」

→ 一方的に消された連絡先。あの人にとって私は、消しても痛くない存在だったのかな。