今年の最終戦がおわったー!つかれたー!
リング上でも言ったけど、今回はいろいろ感情がほとばしって、試合のレベル感はともかくリングにいる二人はすごく楽しかった。

これからも「やってる俺らが一番楽しい」をあいことばに、精進致します。

来年も、PWSをよろしくおねがいします。
こないだ飲みの席で「女性より、男性の応援の方が力が入る」とかしたり顔で言っておきながら、結局は女性にも応援されたい俺です。
男とか女とかこの際良いから、ほっされたい!!
いや、でもやっぱり女性ファンの方が…(略)



ともかく…やるぜ!
※うちって、随分マスクマン多いのね



えーっと

このポスターについて言いたいことは沢山あるんだけど



まぁともかく








戦争らしいぞ!





みんな!見に来てね!!
初のシングルメインを終えて、ちょっと燃えつきた感のあったあの頃。
代表、クリオネマン、KIYO、白虎らベテランが、なんせ仕事が忙しくなりはじめて「毎週練習に参加」っていうのが難しくなってきた。

逆に、若手はプロレス以外にやることがなかったもんだから、冬場の練習を若手だけでやることも珍しくなくなった。

そんな冬の練習日。クリオネマンから「興味あるから見に行きたいってやつが行くはずだから、受身とか教えてあげて」とメールが来た。
この頃は、新人が入ってはやめて、入ってはやめての繰り返しで、なかなか人数が増えなかったんだけど、今回もいつも通り、最初の練習だけきてやめるパターンかな、なんて思いつつ体育館に来ると…忘れもしない。家族連れの酔っぱらいがいた。

酔っぱらいが「ここでプロレスやってるって聞いたんですよお!ほら、ほら!」と、体育館の事務員のおねえさんに携帯電話見せながらくだ巻いてる。

直感だけど…直感だけど…これはクリオネマンが言ってた「見に行きたいってやつ」だ。
そして、その「見に行きたい」っていうのは「プロレスの練習」じゃなくて「プロレス」そのものだ。

じゃないと、あの人数(5~6人いた)でこんなところに来るわけが無いし…。
「プロレスがみられると思って来て、それが練習だったとわかって暴れる酔っぱらい」を想像すると、もういたたまれなくなって、こそこそと練習室まで移動。すでに来ていた田川と小泉さんに外の状況を共有している間に…


「うぁーす!!新人っす!!」


来ちゃった。
新人って言ってるから、入団希望なのは間違いないけど…練習なのはわかってるのかな…。


「これっすよね!これやればいいんすね!」


と、田川がやってたマット運動(準備運動に前転後転なんかをやってる)に参加する酔っぱらい。
革ジャンの下にTシャツ、そしてハーフパンツの酔っぱらいは、最初の前転後転辺りで首を痛めてのたうち回っている。

そこにいる三人全員が確信した。
この人は今回限りの人だ、と。

「すごいなー!プロレス!プロレスラー!あはははー!!」
「皆、毎週来てるんですか!?たくさん練習して早くデビューしたいなー!」
「皆、得意技とかあるんですか!?かけてみてくださいよ!」

酔っぱらいの捲し立てることを、全て苦笑いで乗り越えていると、KIYOさんが到着。

「うぁーす!!新人のハヤト(初めて聞いた)です!!今、皆さんから技をかけてもらう話してて」

KIYOさん
「ああ、よろしく。ちょうど良かった。俺、時間無いからフィニッシュホールドだけ練習したいんだ」

と、おもむろにハヤトの首を抱えると、運動用マットの上にノーザンライトボムを一撃。

さっきの前転後転と同じように、首を押さえてのたうち回るハヤト。
KIYOさんは「うーん、技とか言う前に受身の練習たくさんしないとダメだね」と冷静に言ってたけど…初めて練習来た人にいきなりかましといて言うことじゃないよね、とは今も思う。
もう一回確信した。もう来ないな、この人。


人生で「王座を狙う」事って、経験したことありますか?

今まで、ずっとプロレスファンで、プロレスのテレビゲームで自分の名前のレスラーを作って、一日中ゲームの中の「谷内剛」がチャンピオンになるのを自分に重ね合わせて、色んな妄想をしてた、そんな俺にとって、現実に「狙う対象」になったのが、SWCだった。
当時、所属は7人。お客さんも2~30人しかいない。
だけど、当時の俺は周りの選手がひくくらいあのベルトに執着していた。それは、俺のうすーい人生の中で、初めて明確にできた目標立ったからだと思う。

SWCを取るために、大嫌いな筋トレも、走り込みもやった。
体の小さくて、運動神経も無い俺が見せられるのは、ハイスパートに動き続けることしかなくて、その体力すらなかった俺は、とにかす体力作りを繰り返していた。

そんな中やってきた、SWC挑戦のチャンス。
2007年12月。
王者・田川に対して、前王者の勇司と俺の「挑戦者決定戦」の勝者が挑戦する。
問題は、この挑戦者決定戦が第三試合で、メインイベントが第五試合。間1試合を挟んですぐタイトルマッチをやる必要があった。


勇司とは、これが初対決だったんだけど…とにかく勇司はスタミナが半端じゃない。
今も、勇司といえば受身のうまさとスタミナが売りだけど、当時はそれこそ、使う技は全部ロープワークを絡めた技…といっても差し支えないレベルでとにかくリングを走りまくっていた。
俺も、体力的にはかなり自信がついていたが、完全に翻弄される。
それでも、結果は俺が初披露のフィニッシュホールド「honnoji(ホンノウジ。当時はシュバインということになってたけど)」で初対決、初勝利。
とにかく、自分が結果を出すことにこだわっていた俺に対して、勇司は興行全体の事を考えて試合を運んでいたと思う。今になって、ちょっとわかる。



とにかく、これでメインは田川と俺。
実は、PWS生え抜き同士の試合はこれが初。お互い、結構固くなってた記憶がある。

試合は、正攻法で来る田川と、ジャーマン対策で足を攻める俺。
これまた、我ながら良い試合ができたと思ってるけど、最後は田川が防衛。

お客さんもそれほど入っていなかったけど、温かく見てくれたし、一定の評価が得られた実感があり、確実に自信をつかんだ。


そして2008年…興行が年間1回という、PWS史上最大の低迷期を向かえたが、実はPWSの今に欠かせない、奴が入団した年でもある。



奴の話は、また後日