私の両親は
私が高校生になるくらいから関係が悪化した。


毎日のように、親の怒鳴り合いを聞いて
苦しかった。

どっちが悪いのかなんて分からない。

分からないけど、
私の大好きで大切な人が傷つけあって、悲しんでいるのが、耐えられなかった。


今は、喧嘩は無くなったものの、
関係は修復してない


その影響で、私の将来の夢は
喧嘩をしない、
ずっと仲良くいられる人と結婚する!

だった


あんな結婚はしてはいけないんだ、 
両親の結婚は失敗なんだ、
絶対結婚は失敗してはいけない、
強く思っていた
私は失敗を凄く恐れていた


しかし、ある日
母がいきなり

「お母さんは、お父さんと結婚したことは
失敗だと思ってないよ。
間違ってなかった。

だって、お父さんがいなかったから
あなたとお兄ちゃんは産まれなかったでしょ。

それだけでお母さん凄く幸せ」


何も言ってなかったのに

私の感情が伝わったからなのか、
母はいきなりサラッと私に伝えた。



思い返すと、どんなに喧嘩をしようと母は
「お父さんと結婚しなければよかった!」
という言葉は一度も聞いたことがない。

涙が出そうになった


私も私のお母さんはお母さんで
お父さんはお父さんがいい。



人生には
もしかしたら失敗なんてないのかな
意味のないことはないのかもしれない


もちろん、悲しい思いはしたくない
苦しんだり、辛い思いはしたくない


けど、
この「失敗」で私は人の痛みがわかる
笑顔でいれる幸せの有り難みがわかる
人にいつもより少し優しくできる


この「失敗」のおかげで
今の私がいる


それだけで
「失敗」は失敗じゃなかったのかもしれない

お母さんの言葉で
これからの人生が
少し怖くなくなった


何があっても
それは「失敗」じゃない

だから、今までより
ちょっと真っ直ぐ前を向いて
歩けるような気がします