2021年4月4日に開催された
横浜DeNA vs. 広島東洋 第3回戦(横浜スタジアム)で
こんなことがありました。
横浜の攻撃時
倉本選手(De)がサードゴロを放ちました。
打球は強烈でしたが三塁手安部選手(C)が見事に捕球し
1バウンド2バウンド程度での迅速な送球。
結果、一塁塁審は「セーフ」とジャッジしました。
ここで佐々岡真司監督(C)は即座にリクエスト。
では、この判定の決定的瞬間を見てみましょう。
横浜担当の記者が証拠写真を撮ってくれていました。
うーん、アウトですよね。
・もうすでに堂林のミットにはボールが入っている
・倉本の手はまだベースに届いていない
審判団が出てきました。
判定はセーフのままプレー再開となりました。
リクエスト制度がなかった2017年以前と比べたら、
あったから誤審が誤審であると試合中に認められて
正しいジャッジの下行われる試合が多くなりました。
しかし、
「セーフ」だとジャッジした審判団は、「セーフである」という主観を持っていながらリプレー検証をしているでしょう。
あるいは、可能な限りジャッジを覆すことによって、「ジャッジをした審判員のプライドを傷つけることは避けたい」という気持ちというのもあると僕は思っています。
もしそれが正しいのであれば、審判団には
審判のためのリクエスト制度ではない
ということを改めて考えてほしいです。
そして、この改善案として、
審判団ではなく、当然両チームの関係者でもない、
第三者がリプレー検証をする。
ということを提案します。