昨日は父の誕生日だった。
生きていれば、今年で80歳。

もう、亡くなって8年もたつなんて、信じられない気がしている。

亡くなったのは2月。72歳になったばかりだった。その前の年の11月に、娘の七五三のお祝いをしたときの、笑顔の写真が残っている。
年末から、咳が続いていて、年が明けて近所の医者に行って心電図をとったら、大きな病院に行って検査をした方がよいといわれ、紹介状を書いてもらって、まさに今日かかるぞと準備もしてあった早朝に発作が起さきた。母が気づいたら、呼吸をしていなかったらしい。
 早朝、甥っ子から電話がかかってきて、「おばあちゃんが、おばあちゃんが・・」とことばにならない感じにピンときて、コートをひっかけて実家に向かった。母は泣き叫んでいた。救急車が来て、母を兄に任せ、私が同乗した。救急隊員の方も、病院の方も、本当にずっと、ずっと心臓マッサージをしていてくださった。すごいなと思った。今でも感謝でいっぱいです。
 結局、父の意識がもどることはなく、そのまま死亡認定となった。あっと言う間だった。死因は、たしか虚血性心筋梗塞・・だったかな。


父は優しかった。
無口だった。
そして、頑固だった(笑)。
私は、愛されていた。

でも、何よりのギフトだと思うのは、期待しないでいてくれたこと。

あ、私、どちらかというと優等生だったのですよ。昔。きっと、今も・・・。たぶん。

父は、できのいい長男の下にいる次男で、自分については、進学とか、仕事選びとか、かなり長男の意向に左右されていたようで、たぶん、そういうのが嫌だったのだと思う。ほとんど、放任だった。でも、信頼されているのは感じていた。


母は、あからさまに・・・ではなく。表面的には「元気でいればいい」といいつつ、実は、子供に対して、いろいろな期待を匂わせている人だった。
なんて、子供の時には、こんな風に言葉にはできなかったのだけれど。
今になって思うと。というか、いまでも彼女は、その無言の圧力を放ち続けている。
そしてそのことを、まだ中々認めてはくれない(苦笑)

と、話がそれてしまいました。

父のことを思い出して、心が震えているのを感じて、それがすごく嬉しい。
生きていればいい。
それだけでいい。
それだけでラッキー。

そんな思いが、身体の奥から湧いてくる。

父の誕生日に、父から大きなギフトをもらいました。
ありがとうお父さん。

大好きです。