今日の紫煙は・・・・ -54ページ目

今日の紫煙は・・・・

時々私が嗜むタバコについて、感想をまとめます。
できるだけ良いところを見つけてレポートしていきます。
それから喫煙はマナーを伴う大人の趣味です、未成年の方はご遠慮ください。

Winston FILTERES ウィンストン フィルター

日本国内では2015年8月頃からのキャスター・キャビンが

ラインナップに加わった、ウィンストンブランドの展開として

認知度が高まった銘柄でしょうか。


元々は米国を代表する銘柄で、1954年にR・J・レイノルズ社より
フィルター付きシガレットとして誕生しました。
KENTの大ヒットを受けての対抗策として投入され、その後順調に

売上を伸ばし米国を代表するブランドとなりました。
手元の資料では1968年の統計時、世界で691億本の売上にて

世界1位でした。(2位はPALL MALLで560億本)
2007年でも世界2位と、まさにグローバルブランドと言えるでしょう。
(ちなみに1位はMarlboro)




(1954年当時のパッケージです)


余談ですが米国内での宣伝文句が物議を醸したことも有名です。
「Winston tastes good like a cigarette should!」という
フレーズで、直訳すると「ウィンストンはタバコ本来の良い味がする」
という意味です。(1954年から1972年まで使用)
この言い回しについて「このキャッチコピーは文法的に誤りで、
正しくは「Winston tastes good as a cigarette should」である、
との批判が多く寄せられました。
1961年に辞書出版社のWebsterが接続詞「like」を口語表現として
認定したのですが、それに対しても、その後NY Timesや
Chicago Daily NewsなどはWebsterにかなり批判的な意見を表明した
ようです。


広告会社とタバコ会社は,この批判の嵐に対し大喜びで
「”美味しい味”と”正しい文法”のどちらを選びますか?」」と
打ち返して思いっきり煽り広告効果を高めました。
(youtubeなどで当時のCMを見ることができます)
今や「like」を「~のような」という表現は一般的で、私も良く
使う用法ですが、まさかのWinstonとの繋がりでした。





さて今回のシガレットですが、今や珍しいプレーンフィルター仕様
でタール12ミリ、ニコチン0.9ミリ、2016年1月現在で20本420円で
販売されています。
赤のグラデーション地のパッケージで上部アルミ箔部分は金色と、

なかなか渋いデザインです。
またイーグルが描かれ、米国らしいデザインに感じられます。

シガレット本体からはカラメルソースのような、ほろ苦さを含んだ
甘い香がします。





吸い味はタバコ葉らしい甘さに、ココア・蜂蜜が混ざったような
甘い香りがします。
後から苦味と少々の旨味がやって来ます。
この甘い香りは私が好きな葉巻のものに少し似ています。
ただ副流煙はやや刺激が強く、少し煙いと感じました。
燃焼も早めに感じ、概ね7分ほどでした。


単純な甘い香りだけではなく、確かにタバコ葉らしい苦味や旨味
など複雑な香りを楽しめる銘柄だと思います。
「Winston tastes good like a cigarette should!」というのは、
名文句だなというのが、私の感想です。


蛇足ですが今回名前の出てきた他の銘柄につき、過去に

記事にしていますのでリンクを掲載します。

KENT

PALL MALL

Marlboro