GOLDEN BAT ゴールデンバット
ゴールデンバットは1906年(明治39年)に誕生し、現存する日本最古の
シガレットです。
通常使われない低級なタバコ葉や葉脈などの部分が使われ、税額も
低く安価なシガレットとして親しまれてきた銘柄です。
(いわゆる旧三級品)
バットの愛称で長く親しまれ、芥川龍之介や太宰治、中原中也、内田
百閒などの文豪にも愛されました。
両切りタバコとして、また味のバラつきなど変化を楽しめる煙草として
長年愛され続けてきたと言えるでしょう。
(下の画像は明治時代のものです)

かつては細巻きで10本入りのボックス式でしたが、時代が変わり紙
パッケージ20本入りでやや径が太くリニューアルされました。
(戦中は「金鵄(きんし)」と変えられたこともありました)
そして誕生から110周年となった2016年には、パッケージがフィルム
個包装され、シガレット本体は両切りからフィルター付きへと大きな
変更がなされました。

2017年2月現在で20本入り260円です。
シガレットの仕様はフィルターが付いたため、タール値は18ミリから
15ミリに、ニコチンも1.1ミリから1.0ミリになっています。
ただ全体の長さは変わらないため、喫煙可能時間は短くなっており
6分弱といったところです。
吸い味はバットらしいほのかな甘い香りと苦味が健在ですが、苦味や
雑味は以前よりも控えめとなっています。
パッケージのSWEET&MILDはより鮮明になったと感じました。
戦前から続く歴史ある銘柄が、時代に合わせてやや形が変わり
ました。
良い意味で安っぽさがあり、気軽な銘柄だったため少し寂しい感じは
あります。
しかし雑味が抑えられたり、両切り特有のタバコ葉が散らばるなどが
改善されたのは喜ばしい変化でもあります。
私は2014年当時に旧三級品のたばこ税軽減措置の廃止が検討され
ているとの報道から、今後どう変わってしまうのか非常に不安に思って
いましたが、この変化を落胆ではなく新たな一歩として歓迎したいと
思います。
ちなみに2014年当時のゴールデンバットについての記事は以下を。
http://ameblo.jp/iahsa/entry-11969845468.html#cbox
そういえば、2015年にはバットの不安定さから色々と遊んでいました。
http://ameblo.jp/iahsa/entry-12012789790.html
さらに2016年にも以下のような遊びを・・・
http://ameblo.jp/iahsa/entry-12111633050.html