生きていると、いろいろな願望を持ちますが、持ったほうがいい願望と、持たないほうがいい願望があります。

持ったほうがいい願望は、楽しくて、手間をかければ実現できそうな願望です。
なぜなら、楽しさが励みになって、自分で何かをしようとする気持ちになれるからです。自分で何かをできて、その上で楽しめるとなれば、自己効力感も生まれてきます。気力が湧いてきますし、いろいろなものへの好奇心も湧いてきます。そうすれば、できることも増えるし、自信が生まれます。いい願望を持つと、こういった好循環が生まれます。

しかし、楽しいというよりも、すぐ気持ちよくなれて、棚ぼた的な願望を持つと、すごく無気力になりやすくなります。なぜなら、自分の力というより、誰かの力に頼っているものであり、本当に満たされるかは運次第です。そうなると、気持ちよくなれたり、なれなかったりで、気持ちが不安定になります。不安定になるので、更に願望を求めるようになり、更に不安定になっていきます。結果、無気力に行き着きます。

大事なのは、自分で何かをして、何かを得るということなのです。自分で何かをして、何かを得られれば、自信が出てきて、自分で動こうとする気持ちもどんどん出てきます。自分のできないことではなく、できることを淡々としていくことで、気持ちも安定します。そして、今までできなかったことまでできるようになっていくのです。

自信のない人は、絶対できる目標か、絶対できない目標を掲げるといいます。自分の力を試したくないからです。
自信のある人は、適切な目標を掲げることができます。自分のできることをして、気持ちが安定している結果、適切な挑戦ができるということなのです。

持つ願望次第で、自分の気持ちが変わってくることがわかると、棚ぼた的な願望が、虚しいだけというのがわかります。