宇宙国家アスガルディアは現実世界。
ニューズウィークで宇宙国家「アスガルディア」構想が始動という、エイプリルフールネタのようなニュースが流れたのをご存じだろうか? 現実世界の話。
記事概要はこうだ。アメリカやロシアなど4か国の宇宙開発専門家らが衛星軌道上に宇宙国家「アスガルディア」を建設しようとしており、10万人の移住者を応募しているというものだ。
リーダーはイゴールアユルベイリさん。宇宙科学の分野では世界的権威である。どうやら、遊びで誰かがふざけた企画を冗談でやっているようではないらしい。来年にはテスト打ち上げも行う予定だ。
宇宙国家の一員になりたい方はアスカルディアのWEBサイトに行くべきだ。ちなみにアスガルディアは北欧神話の神々の国「アースガルド」から取っているとのこと。世界はここまで煤でいるのだ。
宇宙国家ができても日本は大丈夫か??
日本の宇宙政策は意外に進んでいた。宇宙基本法という法律があるのをご存じだろうか?
宇宙基本法は2008年に制定された法律であり、自民党の宇宙平和利用決議等検討小委員会が作った法律だ。委員長代理である河井克行衆議院議員が草案を作成し、公明党と民主党との調整で多少内容は変えたものの、ほぼ原案のまま採用されて法律となったものである。中々先見の明のある法律である。
アスガルディアのような存在が出てきたときに、日本の法律でどの程度対処できるか考えてみる。
まず、管轄省庁でもめるのではないかと心配するが、そこは宇宙基本法のおかげで対策ができる。宇宙開発担当大臣と総理を本部長にし宇宙開発戦略本部を設置することができるとなっており、すでに設置されているので本部で対応することになる。つまりは総理大臣直轄で対応することになる。
宇宙国家による諜報活動には日本は手が出せるか?という疑問も出てくる。ここも宇宙基本法によって対応が可能になっている。宇宙基本法では安全保障上の規定も入っており、日本国憲法と国際条約に準じて行動できるようになっているのだ。つまり、国として宇宙国家及び宇宙空間からの諜報活動には抑止をかけることができる。
最後に、宇宙国家が攻めてきた場合である。彼らが地球人ではなく宇宙人と位置付けられたとしても。これは防衛活動に当たる。知的生命体(会話ができる相手)であれば、防衛を行うことができる。(ゴジラなどの場合は会話交渉ができないので本来は防災になる。)要するに自衛権の行使が可能なのである。
日本での宇宙開発環境
宇宙基本法では、民間の宇宙開発を促進すよう規定されている。まだまだ環境整備は法律だけではなく、日本の文化的側面の問題などもあり難しい状況ではある。しかし、40年後はわからない。日本の48番目の都道府県が衛星軌道上にあるかもしれない。日本も傍観者でい続けるわけではないのだ。少なくとも、法律には促進するよう規定されている。ロケットベンチャーも作られている。天高く広がる可能性を諦めてはいけない。
宇宙に対して夢を持っていたいものである。これに関わる政治家も応援したいと思います。
参考)

