3年後の自分を想像出来るだろうか ?     

依存症者はなかなか想像するのが、難しいかも知れない。

何故なら、回復出来ているか?

が不安だからだ。

アルコール依存症で云うならば、止める為に抗酒剤を服用し、睡眠導入薬まで服用する。

そして手放せなくなる。


飲まないとアルコールを止められるのか、睡眠はちゃんととれるか?

スリップしたら、眠れなかったらと。


しかし、何で抗酒剤や睡眠導入薬を飲めば不安が解消されるのか? を考えようとしない。


抗酒剤を飲みアルコールを呑めば、苦痛が待っている。

睡眠導入薬を飲めば、始めは眠れるが使い続けると効果が薄くならより強い抗酒剤を飲む。  



睡眠導入薬は認知症を早めると云われたりもする。


抗酒剤も決して身体に影響が無いとは云えない。


長期服用は決してプラスには成らない。


其れでも不安から逃れたい為に服用を続けてしまう。


此の様に不安から何かに頼ることは、依存であり、悪化すれば依存症。

『悪化』とは、自分で物事を解決しょうと努力する事を怠り頼りきる行為行動である。


解決が出来ない問題な時に助言や援助をお願いすることが、支援であり支援はあくまでも当人が主体であり支援者は助言者である。



3年後の未来を目的にした時、3年後、1年後、3月後を定めその時々にどうなっていたいかを明確にする事。


目的が決まったのだからあとは努力で前進あるのみで達成を目指す。


不安は常に付き纏うし、全てが解決出来るものではない。


解決出来ないものは、目を向けず成るようになる。


また、成るようにしか成らないもの。


一喜一憂することはない。


其処に不安を抱けば自分が苦しいだけ。


解決出来るものを解決したら、あとは成るように成る。


不安は付き物であり、有って当たり前。


自分の心を落ち着かせ、穏やかなに生きる。


不安解消の工夫である。