助監督として長い下積み時代を過ごすうちに、映画制作のノウハウと良い作品であるかどうかの嗅覚が備わることがあります。

これは、やはり長い間師匠である監督の背中を見て育ってきたからであって、昔気質の監督やカメラマンに多くいます。

今では、映画祭に出品して作品が認められれば出世できる環境が揃っています。

以前のような体制は変わりつつありますが、いまだにこの流れを踏襲していることもあります。

助監督時代は、人の制作に携わる傍ら自分の作品を作ることがよくあります。

というより、出世するには自分の作品を発信しなければいけないので、どうしても書かざるを得ないのですが、まず元となるシナリオ制作からかかります。

シナリオの段階では、大勢のスタッフも多額の製作費もかからないので、映画制作の技術を見せるための一番分かりやすい指標です。

書き上げたシナリオが認められれば、そのまま監督に抜擢されることもあるので、監督になるにはシナリオも書けないといけません。

撮影の進行も重要ですが、まずは作品の質に関わるシナリオを抑えなければならないのです。
名前を言われれば、誰もがわかるような有名監督でも、最初から成功していたわけではありません。

コンテストで名前を売って、実力があるのだと分かっていても、そんな大きな仕事が入るかと言ったらそんなはずはないからです。

1作成功したからって、次の仕事が入る保証はありませんね。

監督として有名になるには、下積み経験を長いことしなければならないのです。

下積みといっても色々ありますよ。

尊敬する監督の下でアシスタントをして勉強をしながら、作品作りをプライベートでやっていく方法。

監督業とは違い、雑用もこなして仕事をしていく方法。

自分の作りたい作品とは違う、ジャンルの作品を作り続ける方法。

今、有名になっている監督のほとんどが、そういった下積みを積んで、今の地位を確率しているのです。

有名になって、作品を世の中に広めたいという気持ちが焦るかもしれませんが、分かってくれる人は必ずいます。

焦らず、確実に地位を固めていきましょう。
かつて映画監督への道は撮影所へ入ることが唯一でした。

しかし、全くの素人を育てる余裕をほとんど失いつつあるこの業界では、映画製作にたずさわることを目指す若者たちは、それ以外の養成機関としての大学や専門学校に、その学問と実践を求めてきております。

そうして、実際に撮影所の衰退とともに、これらの学校は、その数を増してきております。

もちろん、この背景にはテレビやビデオなど、あらゆる映像と情報のメディアを含めた映像産業全体の隆盛があったことはいうまでもありません。

そのために、学校のカリキュラムもフィルムを用いた製作からビデオなどの電子メディアを用いたもの、あるいはより広範な映像形式を含むジャンルを視野に入れたものに変貌しつつあることも否定できません。

これらの教育機関は、東京を中心に学科レベルで映画・映像教育を行う大学が集中しており、またデザインや芸術教育を冠した学科でも、充実したカリキュラムを持つ大学もあります。
映画の製作は多種専門の技術者たちによって、長期間にわたって行なわれるものです。

映画監督の元で製作の方針が決められますが、その監督も大変な努力をしてきています。

雑用から始まるような下積みの時代から苦労し、それを乗り越えてこそ監督という夢が叶うのです。

有名な映画監督になりたいという若者が多くいる現在、何よりも大事なのが下積みなのです。

コツコツと小さな仕事を積み重ね、製作とは関係ないような仕事もこなし、少しづつ成長していくのです。

過酷な日常かもしれませんが、将来有名監督になるためには欠かせないものとなっているのです。

日本は世界的に有名な作品を多く輩出する大国としても有名です。

高齢ながらも長年培った技術を持った監督がいるからこそ評価されているのです。

努力の結晶の仕事をする彼らは、今や日本文化を象徴するシンボルになっています。

若い頃の下積み時代を大事にし、それを生かすことが有名監督になるための鍵となっています。
映画が好きで、将来自分で製作してみたいという人なら、どんな勉強が有効なのか?

まず、監督になるには二つの道があると言えます。

一つは、制作会社に所属して、アシスタントディレクターや、ディレクターを経て、すこしづつレベルアップにして、認められる方法。

この場合は、学校を卒業してから、製作会社に就職するのが、一般的です。

もう一つは、自分で自主制作映画を作り、コンテストなどに応募して、評価を得るもの。

センスがあり、才能がある人なら、こちらの方法の方が近道です。

しかし、監督を目指す人の数は、ものすごい人数です。

1度や2度の応募で、評価してもらえるほど、甘くないとキモに命じて、自分が納得いくまで何度も挑戦することが必要です。

自主制作するのにも費用がかかるので、費用をいかに捻出していくのかについての考える必要がありますし、自分で製作の全てを行うよりも、同じ夢を持った仲間を集めて、分業制で映画を作った方が効率がいいので、まずは、仲間集めからはじめるのがいいでしょう。