【PSO2】リーゼロッテの大人な非公認ブログ

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PSO2を中心に、色々綴っていきますぅ(^_−)−☆

因みに実話ですwww

※最近は下ネタ中心になりつつありますwww

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アルトはアサギと視線を合わせ無い。


アサギの方向は向いているが、視線の先は後ろの岩山辺りだ。


「相変わらずだねー。」


アサギは含みの有る微笑を浮かべて、アルトとシトマーの方へと歩いて行く。


「アサギさん、どうして此処へ?」


シトマーが近づくアサギに話し掛ける。


シトマーの前まで来たアサギは、ゆっくりとシトマーの方を向き顔を近づけた。


アサギの右手がそっとシトマーの左の頬を触り、艶やかな笑みが拳一つ分の距離まで迫る。


不意の接近に、シトマーの鼓動が高まった。


「たまたま...なんだけどね...。」


アサギの笑みが変わる。


「これは偶然かしら?それとも必然?」


ウィンクを一つ。


シトマーは心をアサギに掴まれた様な錯覚を覚えた。


言葉が出ない。


完全にアサギに心を支配されている。


「偶然でも必然でもありませんよ。」


横からアルトが割って入って来た。


「何の用ですか?私達は貴女に用は無いです。」


「あら?信用してないのね?」


アサギ的にも、そもそも信用されるとは思ってはいない。


「で...、要件は?」


アサギはシトマーから離れ、ゆっくりアルトへと歩く。


シトマーは、ただ呆然とアサギの背中を見つめている。


所謂、腑抜け状態だ。


「だから、偶然なんだって。」


そう、偶然。


偶然アサギはアルトとここで出会った。


過去の事も偶然。


全てはアサギの計算外の偶然だ。


ピピッ!


と、その時、アルト達に友軍の任務終了の連絡が入る。


「...私達は任務終了です。では失礼。」


アルトは腑抜けのシトマーを連れ、半ば強引にキャンプシップへと帰還した。


「...アルト...。」


立ち尽くすアサギに、やるせない気持ちだけが残る。


「はぁ...」


アサギは大きなため息をつく。


「あたしも女なんだなー。」


大きく首を振ると、アサギは一つの決断をした。