幾多の思いを呼び覚ます7分間の記憶
タイトルどおり、たった7分の映像です。
短い作品ですが、最後まで観終わったとき、
人それぞれの生きることへの思いが
浮かびあがってくるんじゃないかと思います。
▼ YouTube - memory7min
ただ「泣いた」「感動した」のひと言では言い尽くせない、
観た人ひとりひとりの感情が呼び起こされるのでは?
そういった自分本来の気持ちは、
誰しもつい日常のなかに埋もれてしまいがちですが
生きるうえではすごく大切なもの。
『memory7min』は、そのきっかけを与えてくれる作品だと思います。
作者は、大学院でデザインを学びつつ、
自主制作の表現活動をされているという山GEん(やまげん)さん。
コメントによると、一年をかけてこの作品を制作されたそうです。
長い期間をかけて作品を完成させた、作者さんの熱意も尊敬します。
環境省が死を待つ動物の里親さがし
「これからペットを飼いたいと思っている」
「行方不明のペットを探している」
そんな人の耳に入れおきたい話。
▼ 環境省 - 動物再飼育支援 - 収容動物データ検索サイト

役人? どうせヘンな箱モノを建てることしか考えてないんでしょ?
豪華すぎるリゾートホテルとか、マンガ博物館とか。
・・・という国民の声はごもっともなのですが、
たまに、「お? やるじゃん」と思わせることがあるんですよね。
そんな「やるじゃん」と思った行政プロジェクトのひとつが、
今回、取り上げてみた動物再飼育支援という環境省の活動。
行方不明になったペットの情報や、
保健所に収容されて「殺処分」を待つ動物の引き取り手を募集しています。
[ 環境省 → 動物再飼育支援 → 収容動物データ検索サイト ]
http://www.jawn.go.jp/
お役所仕事にしては、かなり思いきった内容なんですよね。
事務処理と自己保身しか考えていなさそうな役人のなかにも、
やっぱり血の通った人材はいるんだなぁ、と感じさせます。
ネーミングがいかにもお役所的なカタさなので、
かなり損しているんじゃないか?と思いますが……。
少しでもペット飼育に興味を持ったことがある人なら、
いまさら言われなくても200%以上ご存知だと思いますが、
いわゆる「保健所」に収容された動物は、
通常、収容から4日前後でガス室に送り込まれて殺処分されます。
最新の平成19年度(2007年度)の統計によると、
1年間に殺処分された犬・猫の数は31万0457匹。
かなり多い数字だと思われそうですが、
前年度(2006年度)に比べるとマイナス4万匹。
個人的には、人間以外の動物の命を
大切にする人が増えているのかな?と思いました。
[ 地球生物会議ALIVE → 家庭動物 → 全国動物行政アンケート 平成19年度(2007年度)]
http://www.alive-net.net/companion-animal/hikitori/gyousei_enquete/H19-gyousei-anke.html
冒頭で触れた、環境省の動物再飼育支援という活動は、
「動物の命を、少しでも救いたい」
「人と動物の出会いの場を提供したい」
そのような精神で運営されているプロジェクトです。
実際には、誰もが動物好きだというわけではありませんし、
経済的・環境的な理由でペットが飼えない人も多いはず。
「ひとつの命を引き受ける」「周りに迷惑をかけない」という責任もあるので、
そう簡単に「やります!」と言える話ではないと思います。
ただ、
「新しい家族を迎えたい」
「行方不明のペットと再会したい」
という人がいたら、
参考のひとつにしてもらえるのでは?と期待して、
環境省が展開している活動のひとつを紹介させてもらいました。
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遅咲きの歌姫 スーザン・ボイルさんが決勝進出へ
このブログでもソッコー反応してしまった、
48歳の歌姫、スーザン・ボイルさんの続報です。
47歳のおばさんが一夜でトップスターに(2009年04月17日)
奇跡の歌姫が1万4千円で大変身(2009年04月27日)
▼ YouTube - メモリー/スーザン・ボイル (日本語字幕つき)

すっかりネット上でも有名人になってしまったので、
世間一般であまり知られていないイイ話を紹介するという趣旨でスタートした
このブログで掲載しようかどうか、正直なところ迷いました。
ですが、やはり「この映像は感動的だ」と感じたので、続報として載せました。
プロのメイクアップアーティストがサポートするようになったとのことで、
見た目が数十歳(失礼・・・)、若返った印象ですが、
スーザン・ボイルさんが初めてのオーディションで見せた腰ふりダンスや、
立ち位置をまちがえてしまう素朴さは、いまなお健在ですw
「勝者は・・・スーザン・ボイル!」のコールがあってもなお、
数秒間、自分の決勝進出を信じていなかった表情が印象的でした。
知名度が上がろうとも、スーザン・ボイルさんはスーザン・ボイルさんのままです。
あなたの中にある「もう、遅いかも‥‥」という思いが、
じつは遅くもなんともない。スタートはこれから。
‥‥という、心象的でありながらあくまで純粋な原風景を、
この動画を通して思い出してもらえたら、と思います。
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