昭和の両陛下のご成婚を祝って献上された御飾棚。
日曜美術館で放送され、どうしても観たくて新幹線に乗りました。0
お昼前に着いたら行列が出来て50分待ち。
 
 
あべのハルカス美術館の時と違い、屋外での行列。
雨じゃなくて良かったですね〜、なんて回りの方とお喋りしたりしていたので、
意外に苦になりませんでした。(笑)
 
史上初の展示。
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帝のシンボル鳳凰。(画像は全て日曜美術館の番組を写したものです。)
御飾棚 鳳凰菊文様蒔絵
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下地全面に金粉を蒔いた梨子地が施され、漆に高低をつけ金粉の大きさも変えて
鳳凰が描かれています。
 
こちらは、皇后様の鶴。
御飾棚 鶴桐文様蒔絵
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鳳凰も鶴も金に加えて羽根に螺鈿が施され奥行きのある輝きを放ちます。
もっと近くで観たかった。
至宝を光で痛めない為に光度が低くガラスも反射するしで良く見えないのです。
 
 
 
こちらは屏風にはめ込まれた堆朱の扇。
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朱い漆を何層にも重ねた後に、模様を彫って立体感を出しています。
時間と手間を短縮するために、木を彫って漆で仕上げる鎌倉彫りが生まれました。
 
 
限りなく美しい線の探究者「吉川麗華」の作品もありました。
モチロン画像は無いので、真似した蒔絵。てへぺろ
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見応えのある展示ばかりで体力要ります。(;^_^A
じっくりゆっくり拝見したい作品ばかりですが、人が多過ぎ。
ほとんどの作品は、宮内庁三の丸尚蔵館に納められているので、いつか又…
と美術館を後に。
 
 
上野公園の秋の色どりを楽しみながら次の目的地に向かいました。