思い起こせば2016/11/30、パン焼き機に入れるバターを切るつもりが、指を削ぎました。
指先から噴き出す血に、パニック!
傷の確認なんて恐ろしくて出来やしませんでした…
 
通院一か月後
image
(リアルでごめん)
 
~Age with grace~    
年齢を重ねることで より美しく
肌ファスティング&糀美腸
around60の美肌職人たまかずらです。
 
思いの外深かった傷ですが、”かもと先生”による湿潤療法のお陰で完治しました。
夏井先生の本を何冊か読んでいたので、絶対的信頼がありました。
 
3か月後
image
 
私が湿潤療法を知ったのは、数年前。
傷は絶対消毒するなを読んで、私の美肌免疫美容®の”肌の乾燥対策”に応用していました。
乾燥もシミも肌のキズだからね。
まさか、包丁で指削いでお世話になるとは、思いもよらず。。。
 
湿潤療法は傷の消毒をしません。
整理食塩水で傷を清浄し保湿するだけなので、血が止まってからは痛みがありませんでした。
従来のように、わざわざ傷を剥がすような毎日の消毒、カーゼの交換はありません。
浸出液を吸収したドレッシング材を交換するだけ!
私の場合、治療での痛みは全く無かったので気持ちも楽でした。
 
湿潤療法の肝「浸出液」には重要な働きがあります。
1、血小板が止血する。
2、白血球が細菌を攻撃する。
3、皮膚や血管を再生させる。
傷を治す栄養素も含まれ、細菌が増殖すると化膿することにもなるのでをドレッシング材を適切に交換することが重要なのです。
 
指先を保護して水に濡れないようにしていましたが、一日経つと蒸れたような臭いになり細菌が繁殖してしまいます。
傷が落ち着くまでは、ほぼ毎日通院しました。
手間ではありましたけど、万一化膿したら長引くと思い通いましたから。
 
 
丸一か月過ぎて爪が少し伸びて来て、やっとハイドロコイドのテープを貼るようになり自宅で交換。
最初は傷に付かないようにワセリンを薄く塗って貼っていました。
 
3か月経ち、皮膚が薄いので当るとちょっとした痛みがありますが傷跡もなく見た目は元の指先に戻りました。ありがたやー
 
やけど治療で知られる「湿潤療法」ですが切り傷にもとても有効です。
痛みが無いというのが何よりの福音。
ただ、初期にはドレッシング材の交換がとても重要なので自己判断せず「医師の診断の元」治療されるのが重要と思います。
 
思いの外近くに湿潤療法のお医者さんが居てくれて良かった。
かもと先生、看護婦さん、ありがとうございました。